ECの“メディア化”最前線に迫る
デジタル広告の新たな潮流「リテールメディア」。その可能性を追求する業界カンファレンス「Digital Retail Media Conference 2025」が、2025年7月25日(金)、ANAインターコンチネンタル東京で開催される。主催は、Eコマーステクノロジーのグローバルリーダー・Rokt、国内最大級の会員基盤を誇る楽天、C2C市場の雄・メルカリの3社だ。
デジタル広告市場は現在、プライバシー規制やクッキーレスの影響もあり、ファーストパーティデータを活用できるECプラットフォーム上での広告施策──すなわち「リテールメディア」への関心が急速に高まっている。
今回のカンファレンスでは、Rokt・楽天・メルカリという異なる立場・ユーザー層を持つプラットフォームが一堂に会し、広告主とユーザー双方にとって価値ある広告とは何かを考察する。セッションでは、AIと購買データの掛け合わせ、文脈に合った広告体験の設計、メディアとしてのECの可能性など、現場視点のインサイトが共有される予定だ。
楽天グループの秦俊輔氏(アカウントイノベーションオフィス ヴァイスジェネラルマネージャー)は、同社が持つ1億超の会員IDとAI技術の活用によって、リテールメディアの可能性をさらに拡げていく姿勢を表明。メルカリの赤星大偉氏(Head of Ads Business)は、日本最大級のC2Cマーケットプレイスとしてのユニークな立ち位置から、「広告メディアとしてのメルカリ」の可能性を語る。そして、Rokt日本代表の三島健氏は、広告の収益性だけでなく、“ユーザーにとっての価値ある出会い”を生み出すリテールメディアの本質に言及。「広告体験を進化させる場として、本イベントが業界全体の指針となることを期待している」とコメントした。

楽天グループ株式会社
アカウントイノベーションオフィス ヴァイスジェネラルマネージャー

株式会社メルカリ
Head of Ads Business

Rokt合同会社
日本代表
本イベントは、マーケティング責任者や広告戦略担当者、デジタルマーケティングに携わる代理店関係者などを対象にしたもの。16時からのカンファレンスに続き、18時からは業界関係者とのネットワーキングセッションも開催される。参加は無料・事前登録制。
Roktとは?
ニューヨークに本社を置くRoktは、Eコマースにおける「購入の瞬間」に特化した広告テクノロジー企業。AIによるレコメンドエンジン「Rokt Brain」と、EC事業者と広告主をつなぐ「Rokt Network」によって、年間65億件以上の取引を支えている。世界各国に拠点を持ち、Live NationやPayPal、Uberなど名だたる企業と連携。Eコマース上の広告体験を最適化するパートナーとして、急成長を遂げている。
Digital Retail Media Conference 2025
日時:2025年7月25日(金) 16:00~20:00 (カンファレンス/ネットワーキング)
会場:ANAインターコンチネンタル東京
参加費:無料 (事前登録制)
対象者:マーケティング責任者、広告担当者、代理店関係者など
主催:Rokt合同会社、楽天グループ株式会社、株式会社メルカリ
イベント特設サイト
https://events.rokt.com/rakuten/mercari/drmc2025/prtimes