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BUSINESS | 2024/03/14

世界最先端のバイオ工学プラットフォームとして、「バイオエコノミー」の発展に寄与する国内唯一の研究センター

神戸大学 先端バイオ工学研究センター

FINDERS編集部

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経済産業省では、長期的・持続的な日本経済の発展のため、大学や、高専等の機関を中心とした研究拠点より、企業ネットワークのハブとして活躍している産学連携拠点を評価・選抜 (国際展開型と地域貢献型の2類型) する 「J-Innovation HUB 地域オープンイノベーション拠点選抜事業」 を令和2年度より行っている。

令和5年度についても、令和5年6月27日から7月31日までの公募期間中、19件の申請があり、第5回目として新たに国際展開型3拠点、地域貢献型7拠点が選抜された。

本連載では、新たに選抜された拠点とその研究内容等を紹介する。

Jイノベ 地域オープンイノベーション拠点選抜制度

J-Innovation HUB 地域オープンイノベーション拠点選抜制度 国際展開型拠点~神戸大学 先端バイオ工学研究センター

昨今、国際社会においては、再生可能な生物資源とバイオ技術を用いて地球規模の課題解決と経済成長の共存を目指す「バイオエコノミー」の発展が注目を集めている。そんな中、神戸大学では、バイオエコノミー発展へ貢献するため、先端バイオ工学分野という先端融合領域における新たな学術分野の開拓推進を行いながら、イノベーションの創出を目指す国内唯一の研究センターである「先端バイオ工学研究センター」を設立した。

その活動目的は、産学官連携による先端的な研究開発を推進するとともに、研究開発のプラットフォームを構築・集積し、ハード(研究スペース、機器)とソフト(研究者、知財)を整備したイノベーションハブとなることである。

「バイオファウンドリ」の開発

先端バイオ工学研究センターでは、バイオマスやCO2からのものづくり「バイオリファイナリー」の分野において、世界的にも先駆的な技術開発を行っている。また、バイオものづくりの核となるスマートセルを開発し、バイオ生産を社会実装するため、デジタル技術やロボティクスを融合した研究プラットフォーム「バイオファウンドリ」の開発についても主導している。

先端バイオ工学研究センター5つの強み

①学際研究・産学連携研究の促進
4つの研究部門(合成バイオ基盤部門、スマート育種・バイオ生産部門、先端分析評価・プロセス部門、バイオエコノミー部門)を配し、部門間での連携研究を積極的にすることで学際研究がしやすい環境を整備している。また、バイオファウンドリ技術を核として部門横断型の特別部署としてバイオ×デジタル推進室を設置している。各研究部門、学内、企業・他機関との連携体制を構築してバイオ×デジタル基盤の開発を強力に推進している。

②文理融合によるイノベーション創出の加速
文理融合型の研究センターとして、バイオエコノミー研究部門を配し、社会科学系の教員との連携が可能となっている。また、知的財産化、生産技術開発、市場開拓を見通した事業化戦略の導出、イノベーション創出をサポートしている。

③先端バイオ工学推進機構とバイオテクノロジー研究・トレーニングセンターとの連携
一般社団法人先端バイオ工学推進機構(Organization for Engineering Biology ; OEB)、一般社団法人バイオロジクス研究・トレーニングセンター(Biologics Center for Research and Training ; BCRET)と連携することで、先端バイオ工学分野とバイオロジクス分野の国際的な研究開発動向、産業動向、産業ニーズ等に関する情報が蓄積され、予備的な研究開発を実施することでさらなる研究の発展や産業の振興、人材の育成につなげている。

④国際的な共同研究の推進
先端バイオ工学におけるプラットフォーム技術を集約した「バイオファウンドリ」を議論する国際的なアライアンス(Global Biofoundry Alliance)に参画し、研究成果の発信や最先端研究動向の共有、ビジネスモデルの検討等により、バイオエコノミーの発展に貢献している。また、先端バイオ工学の世界的な拠点が集結した第1回「グローバルバイオファウンドリミーティング2019」(2019年5月)を神戸大学で開催した実績もある。さらには、グローバル・バイオファウンドリ・アライアンスに加盟し、世界のバイオファウンドリ拠点とも提携、日本での拠点も、神戸大学となっている。

⑤研究スペースと機器使用機会の提供
多様な研究分野にまたがる先端バイオ工学(Engineering Biology)領域において、研究に必要な設備・機器を整備・集積しているため、学内外において共同利用できる仕組みを整備し、学際研究、産学連携研究をサポートしている。

今後の展望

現在、先端バイオ工学領域のスタートアップや関連企業が、先端バイオ工学研究センターがある神戸大学総合研究拠点(ポートアイランド)一帯に集積しつつあり、バイオものづくりのクラスター化している。

今回、J-Innovation HUB 地域オープンイノベーション拠点選抜制度の国際展開型拠点に選ばれるなど、ますます期待を集める神戸大学 先端バイオ工学研究センターの蓮沼誠久センター長は、今後について以下のようにコメントしている。
「先端バイオ工学における教育研究実績や関係機関との連携協力関係を基盤として、国や社会の要請に応え、多様な有用物質のバイオプロダクションの実現をはじめとするイノベーション創出を行うことでバイオエコノミーを牽引することを目指してまいります。皆様のあたたかいご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。」

神戸大学 先端バイオ工学研究センター センター長の蓮沼誠久

神戸大学 先端バイオ工学研究センター


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