実写×生成AIのハイブリッド映像で世界観と未来像を表現
株式会社博報堂DYホールディングスは、生活者と社会に資する人間中心のアプローチによるAIの先端研究や技術開発を行う当社の研究部門 「Human-Centered AI Institute」 のブランドムービーを公開した。
AIを取り巻く技術や市場の変化が加速する現代、AIは単なる道具ではなく、人間の創造性を引き出す次世代の基盤として活用されるべき存在となりつつある。今回公開されたブランドムービーは 「人間中心のアプローチによるAI (HCAI)」 というビジョンのもと、AIが人の創造性を支援する未来像を社会に広く発信するため、人間の創造性とAI技術が融合する 「人間中心のアプローチによるAI」 というHCAIのビジョンを、実写と最新生成AIによるハイブリッド映像で表現している。
制作にあたっては、TBWA\HAKUHODOのインハウス コンテンツラボ 「DISCO」 が中心となり、企画・脚本・撮影・編集・CGIのすべてを内製で手掛けている。人間のリアリティや感情を伝えるパートは実写で撮影し、広大な風景や抽象的な概念表現には生成AIを活用するというハイブリッド手法を採用。生成AI映像と実写をシームレスに融合させることで、「どこまでがAIなのか分からない」 自然な映像体験を創出している。
生成AIが急速に進化する今、実写と生成AIを補完的に使い分けるハイブリッド手法は、「人間がどこに関与し、どこをAIに委ねるのか」 という問いに対する実践的な答えとなり得る。人間の創造性や共感力、編集眼と、AIの演算力・生成能力が融合することで、これまでにないスピード感と柔軟性、そして創造性を持った新しい映像制作のあり方が浮かび上がった。
また、制作過程では最先端の生成AI動画ツールを日本国内でいち早く導入し、それぞれのAIが得意とする領域を掛け合わせることで、ハイレベルな映像表現を実現している。

HCAIでは今後も 「人間中心のアプローチによるAI」 という理念のもと、AIが人間の力を引き出すクリエイティブの可能性拡張や、人間とAIの共創の実現を目指し、研究と実践を推進していくという。
また、デジタル時代におけるコミュニケーション戦略の最前線を切り拓くパートナーとして、多様なステークホルダーと協力しながら、より豊かな社会・経済活動への貢献を続けたいとしている。
Human-Centered
生活者と社会に資する人間中心のアプローチによるAIの先端研究や技術開発を行う博報堂DYホールディングスの研究部門。「人間中心のアプローチによるAI研究所」として、AIによる効率化の研究開発だけでなく、人のクリエイティビティを刺激し創造性を引き出すこれからのAIのあるべき姿を探求し、これに基づいた先端技術、応用技術の研究を進めることで、「生活者と社会を支える基盤」の構築を目指している。
Human-Centered AI Institute(HCAI)
https://hcaii.com/