EVENT | 2026/04/02

かつてのKK線を歩く2日間
「Roof Park Fes & Walk 2026」 で見える都心の未来

旧東京高速道路を舞台に、歩行者中心の公共空間を先取りして体感するイベント

FINDERS編集部

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高速道路だった空間は、東京の新しい「ひらかれた場」になれるのか

東京都 東京高速道路株式会社 は、2026年4月25日(土)・26日(日)の2日間、旧東京高速道路 (KK線) の京橋から銀座、新橋までをつなぐ約2kmの上部空間を会場にしたイベント 「Roof Park Fes & Walk 2026」 を開催する。かつてクルマが行き交っていた場所を実際に歩きながら、将来の歩行者中心空間のあり方を体感できるイベントとして実施される。

東京都と東京高速道路株式会社は、KK線をクルマのための道路から、人が主役となる緑豊かな公共的空間へと再生する取組を進めている。ただ通り抜けるためのインフラだった場所に、滞在し、眺め、遊び、考えるための時間を持ち込む。都心のど真ん中にありながら、これまでとは違う速度で街を見る機会になりそうだ。

日中の 「Walk」 プログラムでは、KK線上に5つのゾーンが設けられる。スケボーやダブルダッチ、ブレイキンなどを楽しめるアーバンスポーツのエリア、キッチンカーや物産マルシェ、ライブやトークが行われるエリア、子ども向けの遊び場や路上お絵描き、ワークショップを展開するエリア、都心の空と眺望を楽しむリラックス空間、さらにXR体験や次世代モビリティの試乗、東京グリーンビズの展示に触れられるエリアまで、多彩な過ごし方が用意される。高速道路を 「移動のための線」 ではなく、都市の活動が重なる 「場」 として読み替える試みである。

朝は 「Roof Park Morning RUN」 と 「Roof Park Morning YOGA」 が行われ、広い空の下で走る、あるいは体を整えるイベントが開催され、さらに4月25日(土)の夜には、東京の夜景を背景にした 「Roof Park LIVE & CINEMA」 が実施される。昼に歩く場所が、朝は運動の場となり、夜には鑑賞の場に変わるといったように、時間帯に合わせたイベントを行うなど、KK線活用の可能性を試している。

東京高速道路株式会社が進める 「Roof Park Project」 は、 「みんなでゆっくりつくる未来。」 をコンセプトに掲げる。商業施設の上に道路が載るKK線の独特な構造を生かしながら、既存の街の営みを守りつつ、人のための空間へと再整備していく計画だ。今回のイベントは、完成した未来を見せるものではなく、その途中経過を街と共有する場でもある。銀座や京橋、新橋をつなぐこの線が、都市の新しい公共空間としてどう育っていくのか。その輪郭を、自分の足で確かめる2日間になる。

なお、本イベントは 「SusHi Tech Tokyo 2026」 のパートナーイベントとして位置づけられている。翌4月27日(月)からは東京ビッグサイトで、スタートアップや投資家、大企業、都市などが集まるグローバルイノベーションカンファレンス 「SusHi Tech Tokyo 2026」 も開かれる。KK線という都市インフラの再生と、都市の未来を考える大型カンファレンスが続けて開催されることで、東京のこれからを別々の角度から眺められる日程となっている。


Roof Park Fes & Walk 2026
日時:2026年4月25日(土)・26日(日)  
Morning 7:30~9:00/Day 9:30~17:00/Night 18:00~21:00(25日のみ)
会場:KK線(旧東京高速道路)上部空間(京橋〜銀座〜新橋 約2km)
主催:東京都、東京高速道路株式会社
参加:先着順・有料

特設サイト
https://roofpark-feswalk2026.jp/ 

Roof Park Project
https://roofpark.com/

SusHi Tech Tokyo 2026
https://sushitech-startup.metro.tokyo.lg.jp/