BUSINESS | 2024/04/19

MAGICA EEX、NTTドコモ、NTTドコモ・スタジオ&ライブと共同で有明アリーナのデジタルツインデータを作成

デジタルツイン高精細な3Dスキャンデータ活用事例ムービー「DIGITAL TWIN ARIAKE ARENA」を公開

FINDERS編集部

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リアルとデジタルの空間が融合した新しいエンタテインメントの幕開け

IMAGICAのグループ会社で、XR技術を駆使したオンラインライブ配信や高精細映像による体験型ライブビューイング等のエンタメテック分野に特化した事業を展開する株式会社IMAGICA EEXは、 株式会社NTTドコモと株式会社NTTドコモ・スタジオ&ライブと共同で、最新技術を駆使し、有明アリーナの高精細な3Dスキャンを実施、デジタルツインデータを作成した。

【有明アリーナ】デジタルツイン高精細な3Dスキャンデータ活用事例ムービー

IMAGICA EEXは、今まで大型のデジタルツイン空間構築のため、高精細な3Dデータスキャン、点群データ解析および生成、3D空間モデル化を実施しており、それにより独自のノウハウを蓄積してきた。また、NTTドコモとドコモ・スタジオ&ライブとはXRライブイベントの開催等で協業しており、さらなる事業の発展のため今回の実施に至ったという。

さらにIMAGICA EEXではNTTドコモ及びドコモ・スタジオ&ライブと協力し、このデータを活用、2024年度中を目指しデジタルツインを完成させ、有明アリーナを利用者に提供する予定だ。これにより、スポーツイベントや音楽ライブの主催者は、映像機器や照明装置、ステージ、観客席などの正確な大きさや位置をデジタル上で再現できることから、会場レイアウトや観客席からの見え方などを正確に把握でき、その修正を繰り返し検討することが可能となる。企画・演出のハイクオリティ化や、ステージ設計の短縮化・省力化などが期待できる。

また、会場で行われるイベントをデジタルツインの会場でも同時に行うなど、リアルとバーチャルを連携した演出、XR技術を掛け合わせた広告表現も可能となる。

ようやくデジタルツインデータを活用したイベント展開が現実的になってきたとも言える本取り組みが、今後も他の施設や街中などへ拡がっていくことに期待したい。


株式会社NTTドコモ https://www.docomo.ne.jp/
株式会社NTTドコモ・スタジオ&ライブ https://fanystudio.com/
株式会社IMAGICA EEX https://eex.co.jp/