BUSINESS | 2024/07/12

ドコモデータを活用した流通小売業向けの
広告ソリューション 「商圏分析×ドコモ広告」のサービス提供が開始

ドコモデータを活用した 「商圏分析」 と広告配信を組み合わせた新規ソリューション

FINDERS編集部

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ドコモの独自AIエンジン 「docomo Sense™」の拡張機能を活用、ユーザー同意のもと対象エリアに居住しているユーザーや該当店舗へ来訪しているユーザーを分析

株式会社D2C Rおよび株式会社D2Cは、「流通小売」 事業者向けに、株式会社NTTドコモが保有するデータを活用した分析メニューの1つである 「商圏分析」 と広告配信を組み合わせた新規ソリューション 「商圏分析×ドコモ広告」 の提供を開始いたしました。

流通小売業の販売戦略立案において、新規出店を予定するエリアや既存店舗の商圏の現状把握、その後の集客施策は必要不可欠なものだ。しかしながら、商圏分析に関しては、新規出店を予定するエリア内に居住するユーザーの趣味・嗜好までは不透明であり、既存店舗の商圏における来訪ユーザー数は計測できるものの実際にどこの地域からの来訪ユーザーかを把握するといったことは難しい状況だ。

一方、広告配信においては、従来チラシや新聞等の紙媒体を活用した広告配信が主流だったが、広告効果を定量的に計測することは難しく、より効率的に広告配信を行っていくためにデジタルによるユーザーへのリーチが注目されている。

今回提供が開始された 「商圏分析×ドコモ広告」 では、ドコモの独自AIエンジン 「docomo Sense™」 の拡張機能を活用し、ユーザー同意のもと、対象エリアに居住しているユーザーや該当店舗へ来訪しているユーザーを分析することにより、現状のユーザー像を可視化することが可能となった。

商圏分析×ドコモ広告

契約者情報に紐づく多種多様なデータを活用

「商圏分析×ドコモ広告」では、商圏分析で抽出した課題に対してドコモアセットを活用した広告配信を実施することで、該当店舗への来訪ユーザー数の増加が見込めるという。具体的には、商圏内に居住しているユーザーの契約者情報に紐づいた多種多様なデータを活用しユーザーの興味・関心領域までを把握、さらに、該当店舗へ来訪しているユーザーについても、契約者情報をもとにどこの地域から来訪しているのかを把握することが可能となった。

ドコモデータ基盤

メッセージSの広告配信や位置情報の活用も

さらに、分析したユーザー群をもとにセグメントを生成し、セグメントに沿った複数のクリエイティブを、スマートフォン向け メール型広告サービス 「メッセージS (スペシャル)®」 によって出し分けて配信することで、ユーザーの趣味・嗜好に適した訴求で来店を促すことができる。そして、ユーザー同意のもと取得したスマートフォンの位置情報より、該当店舗へ来訪したユーザーを捕捉することで、広告効果の計測(※1) を実施するなど、商圏地域に居住するユーザーを効率的に獲得していく事が可能となる。

商圏分析結果を広告に反映

D2Cグループでは、今後も約1億(※2)のドコモ会員基盤データに基づく高精度なターゲティングやドコモメディア特性を生かした商品開発に取り組み、広告主の多様なニーズに応えたいとしている。

※1 広告効果の計測における来店計測などのユーザー数は推定人数
※2 2024年3月末時点のdポイントクラブ会員


docomo Senseについて
dポイントクラブ会員基盤上で得られた、多様なオンライン・オフラインのデータを解析し、深く正確にユーザーを理解できるドコモ独自の顧客理解/拡張推計エンジン。「docomo Sense」 の特徴である、ユーザーの理解と最適なターゲティングを活かし、自社マーケティングや、広告配信、CRMへのご活用が可能。

「メッセージS (スペシャル)®」 について
メッセージSとは、ドコモが提供する現在3100万人の登録者を誇る日本最大級のスマートフォン向けメール型広告サービス。メッセージS専用受信のフォルダへの配信により、他のメールに埋もれにくく1通内に1社独占で訴求・配信することが可能。

※「docomo Sense」「メッセージS(スペシャル)」は(株)NTTドコモの商標または登録商標

株式会社D2C
https://www.d2c.co.jp/

株式会社D2C R
https://www.d2cr.co.jp/