データ通信とAIやセンサーの活用により情報の最適化やデータ分析を同時に実現
楽天モバイル株式会社は、2024年7月31日(水)から、法人顧客向けに、インターネット回線を利用することで、コンテンツの自動アップデートからAIやセンサーによる近隣環境の把握と分析ができるデジタルサイネージの提供を開始した。
本サービスは、液晶ディスプレイや電子ペーパーを使用することで音声や映像を使ったより自由度の高いコンテンツ配信ができるため、看板やポスターよりも高い視認性を保つことが期待できる。
従来の表示機能に加え、楽天モバイルが提供するデータ通信を活用することでリアルタイムなコンテンツの更新や切り替えが可能だ。
また、広告を表示しながらAIカメラの画像認証機能や物体検知のセンサーによって目の前のユーザーの人物属性や注視時間を分析し、ユーザーのニーズに合ったコンテンツを配信することで、より効率的で効果的な広告配信を実現するという。さらに、分析したデータをマーケティングに活用することもでき、顧客満足度の向上を図ることも期待できる。
楽天モバイルによると、コロナ禍を経た人の流れやインバウンド需要の増加に伴い、各領域における広告ビジネス需要も増加、今後も業務効率化を目的としたIoT導入やその市場は拡大していく見込みと見ており、こうしたビジネスシーンにおける多様なニーズに応えるため、通信をセットに様々なサイズや機能を備えたデジタルサイネージを取り揃えたといい、今後も幅広いサービスの拡充を目指すとしている。
デジタルサイネージの主な活用例
案内板にタッチパネルを用いることで利便性の向上させるとともに、新商品情報をタイムリーかつ目を引く映像で配信。
居住者向けの情報をエントランスで配信。居住者層にターゲットを絞った広告を配信し、広告料を獲得。
運行状況をリアルタイムに配信することや、外国人向けに多言語化されたコンテンツを配信。
音声での呼び出しと画面表示の連携や、待合室での広告表示。
商品棚に設置し、商品を使ったレシピや広告を配信。ユーザーが手に取った商品をセンサーで読み取り、最適なコンテンツを自動で配信。
楽天モバイル ｢デジタルサイネージ｣ サービスページ
https://business.mobile.rakuten.co.jp/solution/service/digital-signage/
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