ITEM | 2021/12/30

2021年、FINDERSで最も注目を集めたガジェット記事3選

文:赤井大祐(FINDERS編集部)
何度も姿を変え、猛威をふるい続ける新型コロナウイルス。それを抑えこむためのワクチ...

SHARE

  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • line

2位:iPadに物理ボタンを拡張!iPad mini第6世代にも最適な「HyperDrive iPad専用 6in1 USB-C HUB」

2021年はApple製品が再び脚光を浴びる年でもあった。毎年それなりに注目を浴びてはいるものの(と言っても他メーカーと比べたら圧倒的なシェアを維持し続けているのだが)、どうしてもマイナーチェンジに終わるプロダクトが多く、かつてネット上を賑わせた「お祭り感」には欠けていた。ところが、処理速度やバッテリーの持ちを圧倒的に向上させたM1チップ搭載型のプロダクトのリリースや、デザインを一新したiMacは大きく喝采を浴びることに。中でも存在感を強めたのがiPadシリーズ。その中心は、やはりiPad mini(第6世代)だろう。

第2位にランクインしたのは、そんなiPadシリーズに「物理ボタン」を拡張しようという発想で生み出された「HyperDrive iPad専用 6in1 USB-C HUB」だ。もともと入出力に使用できるポートがUSB-C1つのため、USBハブ系のプロダクトは数多く登場していたが、再生/一時停止/早送り/巻き戻しに対応した物理ボタンの拡張アタッチメントは非常に珍しい。4K60fps対応のHDMIポートなど、必要十分なスペックを有しながら、Appleライクなアルミ仕上げのボディも注目を集める一因となったのだろう。

先に述べたiPad mini(第6世代)は、コンテンツ閲覧用のタブレットとして、「これ以上ないサイズ感」と評価を受けた。筆者も実際に購入し、使用しているが申し分ない。特別できることが多いわけではないが、同時にネガティブな要素も少ない。強いて言えば、シークバーの移動や再生/停止を、スマホと同じように手に持った状態で指だけ伸ばして行えればと思うことはあるが、そこをうまく突いたプロダクトとなっている。

次ページ:第1位は予想外のあのジャンル