文:FINDERS編集部
代名詞である「透明ボディ」に心血注ぐ
スマートフォンを持っていれば毎日のように使用するであろう充電ケーブル。安物でも使えることには使えるが、なるべく品質が高いものを使いたい。
完全ワイヤレスイヤホン「ear」シリーズや、スマートフォン「phone」シリーズで大きな話題を集めたイギリスのテックブランドNothingがUSB-Cケーブル「The Nothing Cable C-C 」を6月21日にTwitter上で発表した。
なんとこのケーブル、開発に2年半もの歳月を費やしたというから驚きだ。もともとは、日本では2022年8月に発売されたスマートフォン「phone(1)」に同梱する予定だったというが、完成度を追い求めここまでリリースが遅れているということだ。
ケーブルのヘッドには、Nothingの代名詞とも言えるクリアボディを採用している。しかしこの透明なヘッドを作り出すのにかなり苦労し、これまでの製造プロセスを大きく変えるにまでいたったという。
結果として、表面には継ぎ目や無駄な凹凸などが一切ない完璧に美しいヘッドを感性させたという。
抜き差しや塩水の噴霧といった25のテストをクリア。ケーブルは16000回以上もの折り曲げテストに合格したという。
なおケーブルの長さを含む詳細なスペックは未発表となっている。