CULTURE | 2023/06/06

雨が降ったらその場で試せる「屋外」雨具マーケット出現。「雨と環境」をテーマとしたトークセッションや展示も楽しめるイベントが下北沢BONUS TRACKで開催

文:FINDERS編集部
「雨と環境」をテーマとした展示、屋外マーケット、トークイベントなどを実施
6月5日の「環境...

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文:FINDERS編集部

「雨と環境」をテーマとした展示、屋外マーケット、トークイベントなどを実施

6月5日の「環境の日」にちなんで「雨」をテーマにしたイベント『雨と地球』が6月5日から25日まで下北沢・BONUS TRACKで開催される。

本イベントでは「雨と環境」にまつわる企画展示、雨具のマーケットイベント、4つのトークイベントなどが梅雨を迎える1カ月を通して開催される。

雨が降ることでむしろ楽しくなることを目指す「雨が降ってほしい雨具マーケット」(6/17〜6/18)では、長靴、傘カバー、晴雨兼用傘といった雨具や雨の対策グッズなどが並び、もし雨が降ればその場で試して購入できるという、屋外ならではのイベントとなっている。

日本野鳥の会 バードウォッチング長靴

thegetaの傘カバー

Turnyの晴雨兼用傘

JAXAの地球観測衛星によって観測されたさまざまなデータを活用し「雨」という身近な現象から地球環境を考える展示「雨と人」が6月5日から25日まで開催。6月7日にはJAXA職員の山本晃輔氏が展示内容を解説し、その場で質疑応答も行う「企画展示「雨と人」ツアー」も行われる。

トークイベントはこの他にも、

・前述のJAXA山本氏が民俗学者の畑中章宏氏に雨乞い、雨の神仏、江戸東京の雨に関する信仰、民俗学的宇宙などを聞く「JAXAが民俗学者に聞く雨の話 〜雨の神は人新世に怒っているか?〜」

・地球温暖化が進んだ未来に、人類が食べることになるかもしれない不思議な料理を提供し話題となった、JAXAの人工衛星の名前を冠したレストラン「未来レストランいぶき」モデルケースに、企業における環境発信の方法論について語り合う「自社の環境取組ってどう発信すればいいんでしょうか? 〜「未来レストランいぶき」から学ぶコラボレーションの力〜」

・メディア、スタートアップ、宇宙開発、商業施設運営という各々の分野で環境問題に関する活動を行う登壇者たちが環境問題の発信や事業活動をテーマに語る「サステナブルな生活とまちづくり 〜環境月間「雨と地球」を振り返って〜」

がラインナップされている。

またBONUS TRACK内で営業している本屋B&Bでは雨について「考えが深まる」、雨の歴史や雨にまつわる言葉の本、雨から「視野が広がる」、気象や自然環境についての本を中心にしたブックフェアが開催される。

そのほか、傘のシェアリングサービス「アイカサ」の設置、リユース容器のシェアリングサービス「Megloo」の実証実験、「日記屋 月日」で雨の日の日記を集めた小冊子を、雨の日限定で配布、雑誌『Whole Earth Catalog』の専門店CATALOG&BOOKsのポップアップといった催しが行われる。


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『雨と地球』
期間:2023年6月5日(月)〜25日(日)
会場:BONUS TRACK|PARK & GALLERY