©DBOX for Mori Building Co., Ltd.
文:舩岡花奈(FINDERS編集部)
イベントホール、ギャラリー、レストランの連携利用も可能
森ビルが2023年秋に地下4階・地上49階の多用途複合タワーとして開業予定の「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」。同ビルの45〜49階および8階の一部に、虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの象徴となる情報発信拠点「TOKYO NODE」がオープン予定だ。
©DBOX for Mori Building Co., Ltd.
「TOKYO NODE」は、イベントホール、ギャラリー、屋上ガーデン、レストラン、クリエイターと共同開発できるラボを併設する複合施設。
ビジネス、アート、エンターテイメント、テクノロジー、ファッションなど、領域やジャンルにとらわれず、様々なコラボレーションを促進することで新たな体験や価値、コンテンツや情報を創出し、東京から広く世界に向けて発信することを目指す場所だ。
以下、各フロアの概要を紹介していく。
undefined
【TOKYO NODEフロア一覧】
49F SKY GARDEN & POOL/RESTAURANT
46F HALL
45F GALLERY A/B/C RESTAURANT
8F LAB STUDIO/CAFE
フロアガイド
TOKYO NODE HALL(46F)
同施設の中心となるTOKYO NODE HALLは、東京を一望できるステージからリアル会場として利用しながらオンライン配信も同時に行えるイベントホール。座席数338席を備え、東京の街を一望できるステージでビジネスのプレゼンテーションから音楽ライブパフォーマンス、ディナーパーティまでさまざまな形式・レイアウトに対応が可能。
「TOKYO NODE」メインホールイメージ Ⓒ DBOX for Mori Building Co., Ltd.
TOKYO NODE LAB(8F)
「TOKYO NODE LAB」は、リアルタイムでのXRライブ配信が可能なボリュメトリックスタジオやカフェが併設された、クリエイターや企業とが一体となり、研究・共創の場として利用できる施設。
森ビル、日本テレビ、バスキュールなど、テレビ局やクリエイター集団、テック企業、映像製作会社など11社が集まりスタートした取り組みで、新たな都市体験やコンテンツを創出するプロジェクトが行われる。
「TOKYO NODE LAB」(イメージ) ©︎ Canon Inc.
GALLERY A/B/C(45F)
360度の没入体験ができるドーム型天井の「ギャラリーA」、1020㎡の空間を活かして大規模な展示にも対応できる「ギャラリーB」、高さのある作品も展示可能な天高12mの「ギャラリーC」、それぞれ特徴が異なる3つのギャラリーがオープンする。
各ギャラリーは複数スペースの同時利用が可能で、3つのギャラリーを合わせると森美術館に匹敵する大きさの空間となる。それぞれギャラリーの特徴を活かすことで、アートの展示だけでなくさまざまな体験展示も開催することができる。
「TOKYO NODE」GALLERY B(イメージ) Ⓒ DBOX for Mori Building Co., Ltd.
SKY GARDEN & POOL、RESTAURANTS(49F、45F)
地上250mの屋上には、パーティやファッションショーなどのイベント開催も可能な「オープンエアガーデン」「インフィニティープール」がオープンする。また同フロアには、フランスにてアジア人初のフレンチミシュラン三ツ星を獲得した、小林圭シェフが新たに立ち上げるコンセプトレストランも併設され、ギャラリーやホールと連携して使用することも可能。そのほか、フォーマルからカジュアルまで3つ飲食店が用意されている。
「TOKYO NODE」スカイガーデン&プールイメージ ⒸDBOX for Mori Building Co., Ltd.
まだまだ全貌が明らかになっていない「TOKYO NODE」。オープン後のイベント、展示など今後の続報に注目したい。