文:FINDERS編集部
バーチャル空間の「今」を知る16日間
仮想空間の会場内でクリエイターや企業が3Dデータ商品や現実世界の商品を展示、販売する世界最大のバーチャルイベント「バーチャルマーケット2022 Winter」が2022年12月3日(土)から12月18日(日)の期間で開催する。
「バーチャルマーケット」は「バーチャル空間を発展させ、豊かにする」ことを目指したイベント。
イベントは、一般クリエイター向け20会場と企業が参加する3会場に分かれて開催される。
それぞれの会場では、アバターとの交流や仮想空間ならではの体験、アート作品・アイテムの展示、現実世界と連携した商品やクーポンの販売などが行われる。
注目したい参加企業・団体をいくつか紹介する。
ディズニーが運営する定額制動画配信サービスの「Disney+(ディズニープラス)」ブースでは、同サービスにて12月28日より独占配信される、サイコスリラー作品『ガンニバル』の世界を仮想空間内で再現。ドラマ作中に漂う独特の雰囲気や緊張感、ドラマ内で起きる事件まで再現され、アバターを通してとして世界観を体感できる。
BEAMSのブースでは、現実世界で販売している衣料品をアバター用3D衣装としても販売する。また、ブース内のショップでは、実際のBEAMS定員によるバーチャル接客を受けることができ仮想空間ならではの買い物ができる。
省庁として初出展となる環境省は、2030年の一軒家をイメージした「未来の家庭のモデルルーム」を展示。環境省が2050年カーボンニュートラル及び2030年度削減目標の実現に向け、推し進める「無理のない脱炭素につながる将来の豊かな暮らし」をバーチャル空間で提案する。モデルルーム内では、脱炭素に向けた取り組みに関するクイズを楽しめる。
泉佐野市や焼津市といった地方自治体も出展しており、ふるさと納税の返礼品をバーチャルで確認でき購入すると現実世界で返礼品を受け取ることができる。
仮想空間会場は、ソーシャルVRアプリ「VRChat」を使用して参加する「VRChat会場」(PC/Quest版)と「Webブラウザ会場」に分かれる。いずれも参加費は無料。それぞれのアクセス方法は公式HPにて確認してほしい。
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『バーチャルマーケット2022 Winter』
期間:2022年12月3日(土)~18日(日)
会場:オンライン「VRChat会場」(PC/Quest版)・「Webブラウザ会場」
料金:無料