文:FINDERS編集部
いまソニーが取り組む6つの分野が展示
「Sony Park展」が、11月11日(金)から23日(水)まで京都市にて開催している。
「Sony Park展」は、東京・銀座のGinza Sony Park(現在は建て替え工事中)にて、2021年の夏にも開催され100万人以上が訪れた人気の展覧会。今年は場所を京都に移し、引き続き、実験的な展示を行う。
会場は京都市内にある「京都新聞ビル地下1階(京都新聞印刷工場跡)」と「ロームシアター京都」の2箇所。いずれも入場は無料だ。
メイン会場となる「京都新聞ビル地下1階(京都新聞印刷工場跡)」は通常非公開の地下空間。ソニーがいま取り組む6つの分野である「ゲーム、音楽、映画、エレクトロニクス、半導体、金融(ファイナンス)」をテーマに6組のアーティストとコラボした体験型プログラムが展示されている。
「ゲームは社交場だ。with 岡崎体育」では、岡崎本人の思い出やエピソードを交えて歴代のPlayStationタイトルなどを紹介。フォトブースなども設けられている。
「音楽は、旅だ。with 奥田民生」は、130組以上のアーティストが参加する大規模な取り組みに。「音楽は旅」をテーマに参加アーティストがそれぞれの楽曲を選ぶ。受付でヘッドホンのプラグを受け取り、多様なアーティストの選曲を旅をするように巡ることができる。
空港のバゲージクレームのような会場
ソニー生命保険のライフプランナーたちが顧客に向き合い語りかける姿を「まるであたたかい詩のようだ」と捉える、「ファイナンスは、詩だ。with 東京スカパラダイスオーケストラ」。イベントのために書き下ろした「詩」とプラネタリウムを融合させた「Planet Poem」で非日常を楽しめる。
「映画は、森だ。with millennium parade」では、映画を観ることを「森の中に入り込むような体験」と捉えKing Gnuの常田大希が主宰するmillennium paradeがつくり出す「映画の森」に触れることができる。
Planet Poem
「映画は、森だ。」をコンセプトにmillennium paradeがつくり出す「映画の森」
テクノロジーが進化し続ける中で重要な「半導体」。これまでになかった新しいテクノロジーや製品が誕生していく歴史はSF作品にも通じるものがあるとする展示「半導体は、SFだ。with YOASOBI」。インタラクティブな映像とともに、YOASOBIの楽曲『大正浪漫』の世界観を表現する。
YOASOBIの楽曲「大正浪漫」に世界に入り込める体験になっている
創業当時から多くの人々に刺激を与えてきたソニー。そのチャレンジ精神はストリートカルチャーの自由闊達なあり方とも共振してきたという。「エレクトロニクスは、ストリートだ。with Creepy Nuts」では、Creepy Nutsのトークやパフォーマンスを通じてソニーの歴史やスピリットを紹介する。
Creepy Nutsによる本イベント限定収録ラジオを楽しむことができる
DJ松永のプレイを3面スクリーンで体験できる
歴代WALKMANもズラリと展示
ロームシアター京都では、音楽やゲームなどソニー歴代のプロダクトが展示されている“My Story, My Sony” や奥田民生の移動式レコーディングカー「トツゲキ!キョートモビレ」が展示されている。
歴代WALKMANなどソニーが開発してきたプロダクトを展示
WALKMANやPlayStation、aiboなど人々に衝撃を与えてきたソニーのスピリットが随所に落とし込まれている今回のイベント。じっくり時間をかけて楽しんでいただきたい。
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『Sony Park展 KYOTO』
期間:2022年11月11日(金)~23日(水・祝)
会場:京都新聞印刷工場跡、ロームシアター京都
料金:入場無料