LIFE STYLE | 2020/10/23

瀕死の状態で救われた子猫。大きな犬2匹と仲睦まじく暮らす内、今では自分が犬だと勘違い

文:あーちゃむ
通常、猫と犬が仲良くなるのはなかなか難しいもの。相性が良くないとケンカをしてしまい、時には飼い主をハラ...

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文:あーちゃむ

通常、猫と犬が仲良くなるのはなかなか難しいもの。相性が良くないとケンカをしてしまい、時には飼い主をハラハラさせられることがある。

その一方、大の仲良しの2匹の犬と1匹の猫が今、SNS上で多くの人の癒やしとなっている。

消防士の家族に保護された子猫

ベルギーに暮らすナタリーさんの夫である消防士の男性はある日、道端で倒れている生後数週間の子猫を見つけた。子猫は交通事故に遭い、周りには血の水たまりができる程、衰弱していた。『Bored Panda』によると、この消防士は子猫の飼い主を探したが見つからなかったため、急いで獣医の元に連れて行ったという。

獣医は子猫が助かる可能性は非常に低いと診断したが、数日間の治療の末、子猫は奇跡にも回復。アズマエルと名付けられたこの子猫は、ナタリーさん一家の一員として迎え入れられることとなった。

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ナタリーさんの家には先住犬がすでに2匹いた。ホワイト・スイス・シェパードのリアムと、オールド・ジャーマン・シェパード・ドッグのニムエだ。

アズマエルが初めて家に来た日、リアムばかり見ていたという。リアムもどうすべきか戸惑っていたが、数時間後、アズマエルを友達であると認識し、リアムはアズマエルの世話をするように。さらにニムエとも打ち明け、面倒を見てもらえるようになったとのこと。

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彼らの仲の良さを示しているのが、毎朝の散歩だ。ナタリーさんは「3匹の犬を飼っているような感じです」と語る。しかし、アズマエルは車に注意をしないので、車が近づくと抱っこしなければならないし、リアムとニムエが他の犬とにらみ合いになると、恐れずに追い払うこともあるという。

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