EVENT | 2020/09/02

「自分のWHYを発掘し、ビジネスの仲間を見つけよう」起業家支援プロジェクト"FIND your WHY"参加者募集!

ビジネス×クリエイティブがテーマのウェブメディア「FINDERS」と、これまで数々の起業⽀援やファンド設立を...

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ビジネス×クリエイティブがテーマのウェブメディア「FINDERS」と、これまで数々の起業⽀援やファンド設立を⼿がけてきた「インクルージョン・ジャパン」がタッグを組み、今までにない新たな起業支援プロジェクト「FIND your WHY」がこのほどスタートする。

そのプロジェクトの核を握る、インクルージョン・ジャパン取締役の吉沢康弘⽒、櫻井亮⽒ご両名をお迎えし、編集⾧・⽶⽥智彦が話を伺った。

コロナ禍だからこそスタートする、新たなビジネスにおける攻めのプログラムやビジョンとは? 

吉沢康弘

インクルージョン・ジャパン取締役

1976年⽣まれ。東京⼤学⼯学系研究科機械⼯学修了。P&G、コンサルティング・ファームを経て、ライフネット⽣命(当時、ネットライフ企画)の⽴ち上げに参画し、主にマーケティング、主要株主との新規事業⽴ち上げに従事。同社上場後、インクルージョン・ジャパン株式会社を設⽴し、ベンチャー企業への⽴ち上げ段階からマーケティング・事業開発で⽀援することに従事。同時に、⼤企業へのベンチャー企業との協業をメインとしたコンサルティングを⾏っている。

櫻井亮

インクルージョン・ジャパン取締役

1977 年⽣まれ。⽇本ヒューレット・パッカードをはじめ、いくつかの起業⽀援の経験を経て、2007年よりNTTデータ経営研究所。デザインコンサルチームを発⾜しリーダーを務める。2013年よりデンマークのデザインファームの⽇本⽀社代表に就任。⽇本社会に2年ほどデザイン経営を啓蒙。2014年GOB-IP社設⽴。共同代表としてシリアルアントレプレナーを実践。起業家⽀援を⾏う傍、事業創造や⾃らの起業も経験。DX推進の業務⽀援を経て2020年4⽉、インクルージョン・ジャパンへ参画。2020 UK Teesside University MA (Master of Arts) Digital Management Course 修了(⽂学修⼠)。

聞き⼿:⽶⽥智彦 ⽂・構成:庄司真美 写真:神保勇揮

起業する上で重要な「Why(なぜそれに取り組むのか?)」

⽶⽥:FINDERSのメディアの理念は「クリエイティブ×ビジネス」。その理由は、クリエイティビティに偏りビジネスマインドがないと、持続可能なビジネスにはならないからです。

逆にビジネスに偏ってもサステナブルじゃないし、人生の多くの時間を費やす仕事においてお金のためだけに働くなんて⾯⽩くないですよね。そこで、クリエイティブとビジネスの両⽅が備わった⼈や企業、プロジェクトがこれからの時代に必要だと考えて、そのテーマを扱うメディアを作ろうと思ったのがきっかけでした。

今回、ネットライフの⽴ち上げに始まり、インクルージョン・ジャパン(以下、ICJ)で数々の起業支援を⼿がけ、以前から交流のある吉沢さんにお声がけさせていただいたのは、読者に呼びかけ、その中から本当にビジネスや起業家を⽣み出し、メディアが社会実装できることを証明してみたいと思ったからです。そんなことができたメディアっておそらくほかにはないんじゃないでしょうか。

現在、ウェビナーやオンラインイベントが盛んに⾏われていますが、聞いたらそれで満⾜して終わりではなく、その先にちゃんとファンドを作り、支援をし会社を作るところまでサポートすることに意義があり、起業⽀援とメディアを掛け合わせるのが今回のプロジェクトの趣旨です。

プロジェクトには櫻井さんにもジョインいただきましたが、今回のプロジェクトに関して議論した際、櫻井さんの企画書に出てきたのが、「Why(なぜそれに取り組むのか?)」の重要性でした。それについてまずはお聞かせください。

インクルージョン・ジャパン取締役の櫻井亮⽒

櫻井:「Why」の重要性についてはいろんな⼈が提唱していますが、⼀番有名なのはアメリカの⼈気コンサルタントのサイモン・シネック氏です。

彼のYouTubeチャンネル「Start With Why」の動画にもあるように、「Why」を中⼼に物事を動かすと、今、⽶⽥さんがおっしゃっていた、ビジネスだけではダメという話にもつながります。

クリエイティビティって多分何か源泉があるはずですが、その源泉には「Why」に紐付いているんだと思います。

⼈が動く理由、巻き込まれる理由にも「Why」というキーワードが出てくる。だからクリエイティブとビジネスを掛け合わせる根源的なところに「Why」があると思うんです。

ところが、彼の著書『Start With Why』を読んでも、わたし⾃⾝に「Why」はあるのか、どんな経験が「Why」なのか、そもそも「Why」をどうやって⼤きくしていけばいいかということは、実感を持てる方ばかりではありません。

⼀⽅で、私たちが普段接していて「この⼈素敵だな」「こんな⼈が世の中に増えてほしいな」と思える起業家たちは、⼤体みんな根源的に「Why」があって、それを中⼼に語っていることが多い。それに周りは惹きつけられるわけです。

⽶⽥:吉沢さんは投資家・メンターと してさまざまな事業の立ち上げを手がけていますが、起業家の卵に指導する上で、⼤切にしていることはありますか?

吉沢:「Why」を使っていかに事業を伸ばすか?ということを意識しています。結局、ちゃんと実感値を持っていかにビジネスを⾃分事化できるか?ということに尽きますね。

たとえばうちで⽀援する企業に、2年前に101億円を調達した宇宙開発ベンチャーの「ispace」や、最近CMでも話題のベンチャー「ココナラ」があります。

ココナラは今や上場企業と遜⾊ない程の規模にまで成⾧し、彼らが共通して伸びた理由は分かりやすくて、「Why」が⾮常に明確です。経営者は「Why」を持ってそれがいかに会社を⼤きくするための原動⼒になるか、ちゃんと理解して実践しています。

この点を理解できるように多くの経験を積んでもらい、その後に振り返りを⼀緒にやっていますが、いつもここが⼀番のポイントだと考えています。だから指導というと若⼲語弊があって、起業家にガイドをさせていただいているイメージです。

ちなみに、ICJの組織にも「Why」が理念としてありまして、ICJの「Why」は、世の中・社会に対して⼿触り感を持ってもらう仕事をすることなんです。

インクルージョン・ジャパン取締役の吉沢康弘⽒

⽶⽥:起業家予備軍の伴⾛者みたいな感じですね。

⼤企業を経て、事業の⽴ち上げを経験してからまた⼤企業に戻る循環

吉沢:僕が30歳の頃、ライフネット生命の創業メンバーとして⽴ち上げを経験しましたが、メンバーは、モルガン・スタンレーやYahoo!、ボストン・コンサルティングなどの出⾝で、⽇本の30代の中でもひときわ優秀な連中が集まっていたと思います。でも、給料は前職の2分の1。ひどい⼈なんて10分の1近くにまで下がっているケースもありましたね。

ある⽇、深夜にミーティングを終えて、23時ぐらいにオフィスに帰ってきたんですけど、家に帰るのが⾯倒くさくなり、このまま徹夜して明⽇の別の提携先との資料を作ろうと思ったら、なんてことない。同じような連中が7~8⼈オフィスに残っているわけです。

しかもトイレに⾏ったら⾏ったで、明⽇のプレゼンに備え、気合いを⼊れ直すために、トイレの洗面台で上半身をはだけて、髪を⽯鹸で洗っているヤツまでいましたからね(笑)。

そんな感じで、元々⼤きい組織で活躍していた連中と、ゼロベースで事業を作り、世の中に形にするという実感値で働くのはめちゃくちゃ楽しかったですね。

⽶⽥:その経験は、その後どのように⽣きましたか?

吉沢:⼤企業や⼤きい組織で与えられた環境を活かしながら仕事する経験を経て、⾃分たちだけでゼロベースで事業を作ると、⼤企業の良さもよく分かってきます。あらためて給料が安定的に出せることってやっぱりすごいなと実感しますね。

その点を理解した上でもう⼀回⼤企業に戻れば、そこで経験が⽣きます。たとえば⼈⽣の中で、まずは⼤企業に⼊り、その後、⾃ら事業作りを経験し、形になったらまた⼤企業に戻ることを繰り返したら、⼈⽣100年時代と⾔われますが、80歳ぐらいまではボケずに楽しく働けるだろうなと思います。

僕⾃⾝、ライフネットの事業⽴ち上げの前は、P&Gのような⼤企業にいたので、実感値でそういう⼈を増やしたいという気持ちが強いですね。

⼤企業の枠を超えて、「実感値」を持って活躍できる社会を

FINDERS編集⾧・⽶⽥智彦

⽶⽥:ところでICJを設⽴する⼤きな動機は何だったのですか?

吉沢:僕らがICJの⽴ち上げをしていた2012年頃は、⼤企業から移籍した後のガイドラインがまだない時代でした。

そこで、そのサポートを中⼼にしたベンチャーキャピタルとして起業しました。そして、⼤企業経験者をメインに創業者に選び、さまざまなベンチャーの⽴ち上げを⼿がけてきました。

その成功事例を積み重ね、流れを作れば、⼤企業に勤める多くの⼈がその経験を⽣かした上で、ほかでも活躍したり、再び⼤企業に戻ったりすることで、もっと⼈⽣を楽しめるようになる。

いろんな仕事の活躍の場を⾃分の⼿触り感で作って⾏けるような⼈たちを増やす環境を作るのが、ICJの「Why」なんです。

求めるのは、モヤモヤしていて何かアクションを起こしたい⼈

プロジェクトコンセプトにおけるイマドキの考え方とは?

⽶⽥:僕は最初、このプロジェクトの仮の企画書に「FINDERSガチンコ起業塾」というタイトルを付けましたが、櫻井さんから「それはちょっと時代遅れでは?」と指摘されました(笑)。それで櫻井さんの意⾒を伺い、なるほどと思いました。

今は徹底した⿁指導で、ダメな⼈から落選させるようなやり⽅ではなく、話題の「NIZI project」みたいに、温かく包み込みながら、視聴者も巻き込み応援しながら育てていく潮流があると仰っていて。だから今回のイベントはガチンコ起業塾みたいなタイトルはやめました。コードネームは「KAZE project」にして(笑)。社会に新しい風を吹かせて欲しいという願いを込めています。改めてこのプロジェクトは、どんな⼈にチャレンジしてもらいたいですか?

櫻井:ビジネスを作っていく以上、厳しさや⾟さは当然あるはずです。ただ、社会や⽇常⽣活がこれだけ複雑で厳しい中、それに加えてプログラム⾃体がものすごく厳しくて、要は緊張感だけがあり、崖に蹴落とされるようなプログラムだと、⾧続きしないと思うんです。

なので、厳しさや⾟さは⼀緒に乗り越えていく形を設計しながら、会全体としては、その⼈たちが持っている本来の良さを引き出していくような、⼼理的安全性は担保していきたいです。

いろいろ俯瞰で⾒ると、そうしたことが各プロジェクトの中で、この20年で⼤きく変わってきた点だと思っています。

ただ、スタート時になんとなく「ここに来ればいいことあるかも」くらいの感覚で参加してしまっても、あまりうまくいかないでしょう。となるとやはり来ていただきたい⽅は、年齢は関係なく、モヤモヤしていて、何かアクションを起こしたい⼈ですね。

今、⾃分がいる環境の中ではアクションを起こせるかどうかわからない。そういう⼈たちに、このプロジェクトを知ってもらい、⾯⽩い⼈たちと話をする中で、起業という選択肢もあるかもしれないといった気づきにつながるといいですね。

もしくはすでに起業している⼈たちのチームに⼊って、⾃分の⼒を発揮するという選択肢でアクションを取れるような集団を作っていけたらと思います。

たとえば過去にいろいろチャレンジしてきたけれど、まだまだほかにやりたいプロジェクトがあって、会社の中ではなく外でやってみたいという⼈がいたら、ぜひ参加いただきたいです。

⽶⽥:普通の20~40代の会社員でもそうした思いがあればいいわけですよね?

櫻井:20年前から⽐べればいろんなものが整い、起業はただ茨の道であるだけではなくなってきていますが、それでもやっぱりエイヤ!と⾶び込まないといけない世界だと思うんです。

吉沢さんが⾔うように、⼈⽣の選択の中で、⼤企業を志す⼈はたくさんいると思います。そこで⼤企業の良さを感じながらも、⼀回外に出てみることで、本当の意味で⼤企業の良さが分かることもあります。

その点がまだピンと来ない⽅はたくさんいると思うので、⾏ったり来たりすることも含めて、⼀度何かにチャレンジしてみたいという⼈がいたら、ぜひ参加いただけたらと思います。

起業の本当のリアルが理解・体感できるプロジェクト

⽶⽥:あらためて今回のプロジェクトは、起業家予備軍の伴⾛者としてどんな構成にしていきたいですか?

吉沢:基本的には2つの要素があって、みなさんの知らないことをお伝えするのがまずひとつ。そしてそれに基づき、どれだけ⾃分の中で実現できるかを試⾏錯誤することです。

お伝えしたいのは、起業の本当のリアルです。ただ単に⽇銭を稼ぐという意味合いではなく、事業を⼤きくした後に世の中を巻き込む醍醐味とか、そのリアリティについて。

おそらく親しい友達を10⼈挙げた時に、その中に起業家が3~4⼈はいないと、そういうことって分からないと思うんです。

だから僕らはその3~4⼈に成り代わり、それ以上に濃い密度の情報提供をさせていただこうと思います。すると多分、世の中の普通の⼈が考えている起業と、実際の起業のリアリティは、115度ぐらい違うことがわかるでしょう。

⽶⽥:特に強く伝えたいポイントは、やはり「Why」の重要性ですか?

吉沢:そうですね。多くの会社には額縁などに企業理念が書かれていますよね? 社員の⽴場だと何の役にも⽴ってないと思われがちですが、あれが起業して事業を⼤きくする上で極めて重要なんですよ。なぜ重要かということは、僕らが⽀援する「ココナラ」をはじめとするベンチャーが証明しています。「Why」がどんな⾵にリアルの中では役⽴ち、必要なものなのか、その点をきちんとプロジェクトの受講を通じて詳らかにしたいと考えています。

プロジェクトに向くのは、オタク気質のある⼈?

⽶⽥:今回のプロジェクトは、最初はテストケースのかたちで始めるつもりですが、具体的にこんなタイプの⼈に来てほしいというイメージはありますか?

吉沢:ちゃんと何かに熱中して打ち込んだことのある⼈に来てほしいですね。どんなテーマでもいいから、⼀回打ち込んで熱中してやりきる感覚を持っている⼈であれば、たとえ今モヤモヤしてようと、確実にご⾃⾝の中に蓄積があってその時のパターンをうまく使いながら、何事も深掘りすることができる⼈だと思うんです。

「スターソルジャー」というハドソンのゲームを覚えていますか? 30年程前に小学生の間で大流行したシューティングゲームなんですが、ここで全国大会で優勝した、中島少年というのがいまして。

その中島さんは現在、Rubyの中⼼地を⽇本に作ってプロデュースするほか、eスポーツを⽇本に広めるような、NTT西⽇本の特殊部隊にいる凄腕の⼈物となりました。

当時の中島さんは、「中島少年」として有名なゲームで⽇本⼀になるぐらいだから、同じパターンですべてをやりきったり、熱中しきったりしているような⼈なんです。具体的にはそんなところがある⼈ですね。

⽶⽥:つまり、何かオタク的な要素があって、何かを徹底的に好きになり、とことん突き詰めてきたことがあるマインドを応⽤すれば、ビジネスでもうまくいくということですね。

コロナ禍にあって、起業したいけど今はやめるべきと考える⼈も多いと思いますが、こんな時期だからこそビジネスチャンスだと考えますか?

吉沢:今はリモートワークが増えて内職しやすいので、起業しやすい時期です。実際に内職している⼈は結構多いですよ。そうした背景もあって、副業プラットフォームの「ココナラ」が業績を⼤きく伸ばしています。

櫻井:⼀⽅で、今まで独占的に勝ち続けていた企業⾃体が苦しんでいるので、曲がり⾓ではありますよね。それだけになんとかしなければということは、みんなで考えるべき時に来ていると思うと、個々のフレッシュなアイデアを⼤企業が活かすチャンスは、これまでよりも増えているのではないでしょうか。

吉沢:逆に起業家界隈は、コロナ禍をチャンスとしか⾒ていません。コロナの影響で暗くなっている関係者はほぼいないでしょう。むしろいろんな変化が起きて既得権益が壊れていくので、⼤チャンスでしかないですよね。

たとえば保険業界では、今は対⾯営業ができませんが、⼀定のニーズはあるので、僕の古巣のライフネットでは新規獲得が増えて、4⽉の昨年の倍近くの新規契約獲得になったのを皮切りに絶好調で、株価も上場来、最高値を更新し続けています。

9月、FINDERS×ICJ タッグイベント を実施します!

⽶⽥:確かに今こそチャンスですよね。そこで今回、本格的にプロジェクトを始める前にタッグでイベントを実施しようと考えています。“FIND your WHY”というイベントになります。

開催日時: 2020年9月26日(土) 13:00 – 16:00(当イベントはオンラインではなくリアルイベントとして開催いたします。マスクをしてご来場下さい)
開催場所: 株式会社 シー・エヌ・エス コミュニティラウンジ
(〒153-0051 東京都目黒区上目黒2-9-35 中目黒GS第2ビル5F)
参加費 : 10,000円(税込み)
募集人数: 20名程度
応募締切: 9月11日(金)
応募フォーム:こちらよりお申し込み下さい

今回はたくさんの皆さまからの参加希望が予想されるため、応募者の書類選考をさせていただく予定です。

どんな方に参加してみてもらいたいかと言いますと、FINDERSの読者の皆さんの中で(特に20〜30代前半の方)、自分の中で仕事において何かしっくりいっていないと日々感じている方、「自分はこんな働き方をしていていいのか?」と悩んでいる方、「事業アイデアはあるけれど何から始めれば良いのかわからない」という方、近い将来、独立・起業をしてみたいと漠然と考えている方、ぜひ当イベント「FIND your WHY」にご参加いただき、自分の中のWhyを見つけ、そこから新しいビジネスの種を生み出し、将来の自分に向けて貴重な「投資」をして下さい。

それでは最後に、お2⼈から今回のイベントの応募者に向けてのメッセージをお願いします。

吉沢:どんな事業が最終的に⼤きく成⾧するかということは、誰にも予測できないから⾯⽩いものです。⾃分の中で事業を構想しながらモヤモヤしている、「起業しても、果たしてどこまでやって⾏けるのか、⾃信が持てない、よく分からない」という⼈こそ、実は⾼いポテンシャルがあるのです。

この話を聞いて、「気になった」「モヤモヤしてる」「知らないことを知ったら変われるかもしれない」といったことに思い当たる⽅は、ぜひ応募していただけたらと思います。

櫻井:まずはトライアルとしてイベントを実施します。どんな⼈たちが集まり、どんな雰囲気で⾏われるのか、よく分かるイベントになると思いますので、⾜を運んでいただけたら嬉しいです。

起業の意思がある⽅はもちろん、⾃分の⼒を社外で活かしたいという⼈も、我々ICJの周りにいるような起業家さんたちやベンチャー企業が必要とし、チームにジョインできるチャンスがあるかもしれません。

それからICJではファンドを運⽤する強みを⽣かし、ケースによっては「ぜひ投資したい」「全⾯的にバックアップしたい」という⼈たちとなる可能性もあります。ぜひ⼀緒に新しい価値を作っていきましょう。

⽶⽥:起業サポートの先に、資⾦サポートなどの出⼜戦略があるのは⼤きいですよね。今回の応募では、⼀旦フィルタリングがかかるため、応募者全員がプログラムに参加できるわけではないので、まずは気軽にチャレンジしていただけたら幸いです。有志のみなさま、ぜひともご応募をお待ちしております。