ITEM | 2020/07/14

「電動」「パワフル」そして「持ち運べる」。浮き輪から自動車タイヤにまで対応した、ドリンクボトルサイズのモバイル電動空気入れ

文:武者良太
ベランダプールのスピードセッティングにも使える
いざ、そのシチュエーションとなった時に「アレを買ってお...

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文:武者良太

ベランダプールのスピードセッティングにも使える

いざ、そのシチュエーションとなった時に「アレを買っておけばよかった」と思うことは多い。電動の空気入れもその1つだろう。クルマやバイク、自転車のタイヤの整備はもとより、ボール、浮き輪、ビニールプールにエアーベッドなど、いざ使おうとなったときに手動で空気を入れることを考えると億劫になってしまうからだ。

しかし、買おうにも最適な選択肢がなかなか見つからない。というのも入手しやすい品の多くはアウトドア・ホビー用であって低パワー。クルマやバイク、自転車のタイヤには使えないものばかりだからだ。かといってハイパワーな電動空気入れは大きく、かさばる。

そう思って諦めていたのだが、現在Indiegogoでクラウドファンディング中の「MOJIETU Lightning」なら、コンパクトさとパワフルさを両立しており、空気入れが欲しくなるどんなシチュエーションでも活躍してくれそうだ。

サイズは自転車用ドリンクボトルの直径と同じで、ボトルホルダーに挿せるというもの。クルマのグローブボックスにも難なく入る。

パワーは最大圧力150PSI/10.3bar。ロードバイクのような高圧空気にも対応するし、長時間駆動が可能なため自動車のタイヤの空気入れとしても使用できる。

使用するには、空気を入れたいアイテムに合わせてノズルとモード(空気圧)をセット。スイッチを入れると、適正な空気圧となるまで空気を入れ続けてくれる。もちろん目的の空気圧となったら自動停止するため、安全だ。

空気圧表示も見やすいし、タッチ操作で扱える。それでいて価格は49ドル(約5300円)~だ。

すでにプロトタイプが完成し、量産体制に入っている。8月6日のプロジェクト終了後、すぐに発送される見込みだ。


MOJIETU Lightning(Indiegogo)