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コロナ禍のポートランド、今どうなってる?
ウェブメディア「FINDERS(ファインダーズ)」創刊編集長の米田智彦がホストを務めるポッドキャスト番組「FINDERS RADIO」。第9回のゲストはカヤックLiving代表取締役の松原佳代さん。
今回のテーマは「コロナ禍でも輝き続けるクリエイティブシティ・ポートランド」です。
※収録は5月29日に行いました
【今回の内容】
・ポートランドに住んで驚いたのは「社会課題、地球環境についての私見をほとんどの人が持っている」という点
・6歳の息子の学校では「オピニオン・ライティング」という授業が始まった。2日の1回ぐらいのペースで「あなたの好きなものは何?その理由は?」と話させる内容
・まだ住み始めて9カ月の子どもに対して、日本にはない銃社会と大麻文化(ポートランドのあるオレゴン州でも解禁済み)についてどう伝えるかは迷っている
・家の前に「多様性を認めます」的な看板を掲示している人がすごく多い(トランプ的な反移民への反対)。公立小学校でも「ディバージョン(ダイバージョン)スクール」が多数あり、英語/日本語、英語/中国語などのバイリンガルで教育を行っている
・そうした魅力があるため、各地から人が集まりすぎて地価高騰や渋滞の問題なども生じている
・これまでも移住関連の仕事をしていたので「多様性」というワードを頻繁に使っていたけれど、ポートランドに来て「それはあくまで同じ国・同じ人種の中だけのことだった」ということを痛感した
・子どもが通う学校は、結局3月からずっと休校(オンライン授業)で、このまま夏休みに突入することも確定した。生まれてからかなりの期間、保育園に預けてしまったこともあり、自分にとっては初めて長期間一緒にいられる時間を作れたし、自分にとってもすごく良い期間だったと思っている