文：武者良太
オフィスでも使いやすいサイズ
ジメジメとした梅雨の季節。ただでさえ細菌が繁殖しやすい状態に加えて、歯ブラシなど濡れた状態にありがちなアイテムはまさにその温床となるだろう。
そこで今回は、一家に一台じゃない。清潔でいたい誰もが1人に1つ、いや2つは欲しくなるガジェットが登場する。
現在CAMPFIREでクラウドファンディング中の「mini」は、小型サイズでバッテリーを内蔵している歯ブラシ専用の乾燥機だ。75度で温めるヒーターと、波長が275nmのUV-C LEDを内蔵しており、使用後の歯ブラシをセットすると乾燥＆殺菌がスタート。4時間3分かけて水気のいっさいを切った、サラサラの状態に戻してくれる。
miniが使用しているUV-C LEDが殺菌できるのは大腸菌、サルモネラ菌、葡萄状球菌など。韓国の実証実験では99.99％の殺菌に成功しているとのことだ。
ヒーターはUSB充電しているときのみ機能するという。歯ブラシのような細部が入り組んだものを乾燥させるには、それだけの大電力✕長時間が必要ということなのだろう。
本体には給排気口がもたされている。湿気の多い内部の空気を上部のスリットから排出し、新鮮な空気を側部のスリットから吸い込む設計となっている。電動ファンなどはないため、仕様時は必ず上部パネルを上に向ける必要がある。
このことから、バッグに入れながら移動中に使うということは難しい。だからこそ自宅用の他に、オフィス/出張/旅行用の2個目が欲しくなってくる。
支援額は1個4712円～だが、2個1組のカップルセット9300円～も選べる。一人用であっても、カップルセットを狙った方がいいかもしれない。
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