文:三浦一紀
スマホと連動し車両検知をお知らせ
自転車を運転する人にすれば、後方からやってくる自動車というのは怖いものだ。特にEV車やハイブリッド車はエンジン音がしないため、近づいてきている気配すらわからないことも。
また、自動車の運転手にとっても自転車は危険な存在。夜道などでは前方の自転車が見えにくいことがあり、気がついたら近くにいたということもある。
この問題を解決してくれるのがガーミンの「Varia RTL515」だ。これは自転車に取り付けられるテールライト内蔵リアビューレーダー。本体は小型でほとんどの自転車に取り付け可能。ミリ波レーダーを発信し、最大140m後方から接近する車両を検知することができる。
スマホアプリ「Variaモバイルアプリ」を使用すると、自転車の運転手はスマホの画面上からトーンとバイブレーションアラートにより車両が近づいていることを確認できる。また同時にテールライトも点滅するため、車両からも自転車が認識しやすくなる。
ライトの発光量を調整して点滅する「プロトンモード」を搭載。グループライド時やチームトレーニングなどの際に、後方のライダーに配慮することも可能だ。
バッテリーは充電式で、満充電で最大16時間稼働する。
価格は2万3800円(税別)。ツーリングの際などに自転車に取り付けておくと事故を未然に防げるだろう。