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Enough is Enough!(もうたくさんだ!)
ウェブメディア「FINDERS(ファインダーズ)」創刊編集長の米田智彦がホストを務めるポッドキャスト番組「FINDERS RADIO」。
今回は6月1日に公開したYouTube動画「なぜ無抵抗の黒人が殺され、デモ・暴動が全米に広がるのか。NY在住の日本人と語る(ゲスト:早崎賢治)」の続編として、引き続きNY・ハーレム在住の映像作家・早崎賢治さんをお迎えし、この問題について語り合います。
【今回の内容】
・先日、Black Lives MatterのNY支部がオーガナイズしているタイムズスクエアのデモに足を運んだ。何ブロックも人が集まっている。教育・啓蒙に近い雰囲気のスピーチが多い
・自分が住んでいるハーレムに歩いて帰ろうとする途中にある、ブライアント・パークでもデモをやっていた。ネットで確認できたものでも数十箇所はあり、小さなコミュニティ単位のものならもっと多いのでは
・このデモの「成果」は何なのか。「構造的な人種差別問題」にようやく注目が集まりつつある
・抗議側も、「無秩序な暴動・略奪」に陥らないように細心の注意を払っているし、現場でそうした動きがあれば止める人も多い。「(早くから問題を知ってもらうために)子どもをデモに連れて行こう」という動きもある
・差別があるということは皆知ってる。こうした事件がある度に皆が怒ってもいる。でもすぐに忘れて日常に戻ってしまい「結局目を背けたままになってしまっていたじゃないか」という反省がある。だから「Enough is Enough!(もうたくさんだ!)」というスローガンもよく見かける
・警察のポリシーも少しずつ変わってきている模様。どれだけ「良い変化」を残していけるか