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文：山田山太
愛の力で40kmの海と25kmの道のりを制覇
英スコットランド・ホウィットホーンに住むデイル・マクマフランさん（28歳）は、イングランドとアイルランドの間にあるマン島北部のラムジーに住む恋人がいた。マン島は普段なら、フェリーなどを使って行くことができるが、コロナ禍における移動制限によって、住民以外は特別な許可がないと立ち入ることができない状況となっていた。
しかし、どうしても恋人に会いたかったマクマフランさんは、一計を案じた。通常のルートが制限されているのであれば自身で海を渡ればいいと考え、先月10日、ジェットスキーを購入。そして翌日午前8時に、スコットランドの海岸からマン島に向け出発した。マクマフランさんは見事、40kmの海を渡りきり、さらに恋人の自宅までの25kmを歩き、13時頃に無事再会を果たすことができた。
その後、マクマフランさんは恋人とともに、楽しい週末を過ごしていた。ところが13日に警察に見つかり、あえなく御用に。『BBC』によると、マクマフランさんの行動は、地域社会を危険に晒す現実的なリスクがあり、また計画性があったとし、禁錮4週間の有罪判決が下された。
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