文:ちびすけ
太陽光で瞬時に火起こしが可能
キャンプやバーベキューでは火を起こすためにライターやチャッカマン、あるいはマッチを使うのが一般的だろう。しかし、これらは消耗品のため、いざという時に限ってなくなってしまうということも。
そんな時に活躍するのが、SOLAR BROTHER社が開発した「SuncaseGear」だ。なんとこれ、太陽光を使って火を起こすことができるというアイテムだ。
使い方は至ってシンプル。本体の両翼を展開すると内側から太陽光を一点に集めるための反射板が現れる。太陽光が集中する箇所は瞬時に400℃にも達し、着火素材となる紙や小枝、わらなどをセットすることで3秒ほどで火を起こすことができるというわけだ。もちろんその他の燃料や電力は一切必要ない。
防水性と耐風性に優れているため、風の強い日や海上でも使用可能。本体は12gと軽量で折りたためるため、持ち運びにも便利だ。ちなみに「SuncaseGear」はライターケースとしても使うことができる。太陽の出ていない夜間や雨、雪の日はそちらを利用しよう。
SOLAR BROTHER社は2019年に旧モデルである「Suncase」を発表。そして今年、仕様をさらにアップグレードさせた「SuncaseGear」を完成させた。素材を一般的なプラスチックから再生プラスチックへと変更したことや、着火素材をセットする部分の伸縮性を改善するなど、マイナーチェンジではあるが、プロダクトとして着実に成長していることが窺える。
「SuncaseGear」は、現在CAMPFIREにてクラウドファンディングを実施中。1個1900円、2個セット3800円など、複数のリターンから選ぶことができる。
アウトドアや災害時のアイテムとして備えておくと安心だろう。
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