ITEM | 2020/11/17

年末、シーンを問わず使い回せる上質なリバーシブルコートでクローゼット問題を解決!

取材・文・構成:庄司真美 写真・スタイリング:駒田達哉
これからの季節には欠かせないコート。今回、シンプルで洗練された...

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取材・文・構成:庄司真美 写真・スタイリング:駒田達哉

これからの季節には欠かせないコート。今回、シンプルで洗練された大人のエレガンスカジュアルを得意とする「KINO」から紹介したいのは、上質なリバーシブルコートだ。

そもそもはレディースのアパレルブランドとして1999年にデビューした「KINO」。以後、東京コレクションをはじめ、2007年にはユニクロ「Designer Invitation Project」に招致されるなど、その実力を着実に発揮してきた。

全アイテムに通じるポリシーは、“過剰にしないこと”。日本的でていねいなモノ作りや機能美に定評があるブランドだからこそ、メンズラインにも無理なくフィットし、2009年には待望のメンズラインがスタート。

同ブランドの創始者でデザイナーの石川智恵氏によれば、かねてから男性スタイリストやバイヤーなどのファッション関係者からメンズアイテムを求める声が多かったことが、メンズラインを始動するきっかけにもなったという。

メンズラインが加わり、ますますコレクションが充実したKINOだが、そうした堅調な流れを経て、15周年を迎えた2018年には渋谷・神宮前に初のフラッグシップショップをオープンするに至っている。

今期の「KINO」は、“デュアル”(重ね合わせる)をテーマにリバーシブルコートを発表

同ブランドでは、シーズンごとに哲学的なストーリーやテーマがあって、今期秋冬コレクションのテーマは、重ね合わせるという意味の“デュアル”。このテーマに沿ったアイテムとしてラインナップされているのが、今回紹介するリバーシブルコートである。

ということで、リバーシブルコートをくまなく見て行こう。リバーシブル表面は、端正ですっきりとしたハイネックのジップアップコートになっている。

シンプルで洗練されたスタイルは、通勤時のビジネススタイルとも好相性だ。

リバーシブル裏面は、端正ながらカジュアルなボアコート

一方、リバーシブルコートの裏面は、なんとボアコートになっていて、異なる表情が楽しめるのが、このコートの最大の魅力だ。

スタンドカラーや胸ポケット、袖、さらに背面のストームシールドにはボアが付いていて、ベースのウール素材とのコンビネーションがデザインのポイントになっている。

ベースのウール素材は、イタリアの定評あるファブリックメーカー「MANTECO(マンテコ)」社製だけに、なめらかな風合い。ボアは洗濯しやすいようポリエステル100%のエコファーを使用し、手触りもやわらかく、暖かな印象だ。

リバーシブル表面のジップアップとは様変わりし、リバーシブル裏面は“比翼仕立て”といって、ボタンやファスナーなどが隠れるよう2重の前立て処理がなされているため、寒い季節にしっかり防寒できるのも嬉しい。

ちなみにリバーシブル表面の襟を折り返せば、ステンカラーコート風に着られて変化がつけられる。折り返したボアはアシンメトリーになっていて、かっちりしすぎずカジュアルさがプラスされるのもポイント。

ところで、リバーシブルほど作りの粗が目立つものはないが、このコートのリバーシブル裏面の生地はパイピング仕立てになっていて、裏面とは感じさせないていねいな作りも特徴だ。

また、両側には大きくて深めのボアポケットが配され、カジュアルな印象。

フォーマルなコートはどうしても肩が凝ってしまうというビジネスパーソンも多いと思うが、このコートなら、リバーシブルなのに着心地も軽く、ビジネスシーンでもプライベートでも気軽に着ることができる。

ビジネススーツやジャケパンスタイルはもちろん、スウェットもしくはニット+デニムといったカジュアルコーデにも違和感なくフィット。

2パターンのデザインがコート1着で得られるなら、かさばりがちなクローゼットも半減するはず。身の回りのアイテムを見直す年末シーズンこそ、オン&オフどちらのシーンにも使える上質なリバーシブルコートを1枚加えてみてはいかがだろうか?

リバーシブルコート(カーキ)価格12万円/KINO ☎︎03(6804)3893
※表記は税抜き価格