文:武者良太
聴きやすいコンテンツを手軽に作れる
ブログやnoteなどのテキストメディア、YouTubeなどの動画メディアに続く、第3の情報発信プラットフォームとして存在している音声メディア。古くからあるPodcastがその代表例となるが、厳選したナレーターを集めて価値ある音声コンテンツを配信しているVoicyや、誰でも利用できるRadiotalkも存在感を高めてきているし、noteも音声コンテンツの配信機能を持っている。
電車に乗っている時、歩いている時など、ながら聞きで情報をインプットできる音声メディア。スポンサードの例も増えてきているようで、今後はよりパーソナリティもリスナーも増えていくと思われる。
スピーディで良質なコンテンツを作れるようにと、録音ツールのブラッシュアップも行われている。Voicyの専用録音アプリ「Voicy Recorder」は、テーマごとにチャプターを区切って録音できるUIを取り入れた。休み休みながらでも作り込んだ(ように感じる)音声コンテンツを作れるアプリとなっている。
ただしアプリ利用料金は無料だが、誰もが使えるわけではない。個人がVoicyを使って情報発信をするには、まずVoicyチャンネルを開設しなければならない。その際、運営側で審査をしており、普段からのSNS上での発信状況や、コンテンツの内容によっては合否が決まるようだ。
世の人に、広く伝えたいことがあるならば、その思いを「Voicyチャンネル開設申し込みフォーム(個人用)」に書き込んでみよう。