文:三浦一紀
新型コロナウイルスの影響で、リモートワークとなった人も多いはず。自宅でのデスクワークは、立派なオフィスチェアも無ければ大きなデスクトップPCも無く、予想以上に体への負担がかかるものだ。
そこで、今回は自宅でのデスクワークを快適にするグッズを紹介する。
腰への負担を軽減する「骨盤サポートグッズ」
長時間のデスクワークでは、腰への負担が気になるところ。豪華なオフィスチェアがあれば快適になるが、スペースの問題や金額面で手が届かないということもあるだろう。そこで、手軽にイスの環境を改善できる「骨盤サポートグッズ」だ。これらは、普段使っているイスの上に置くだけなので、省スペースかつ低予算で環境を改善できる。
BackJoy メディコアリリーフ
BackJoyは、座るだけで骨盤を最も負担のかからないポジションにしてくれるグッズ。いくつかシリーズがあるが、メディコアリリーフはそのなかでももっともスタンダードなモデル。座るだけで骨盤を正しい位置になるように矯正してくれ、腹筋と背筋のバランスを整え、自然なS字曲線にしてくれる。自宅のイスだけではなくクルマのシートでも使用可能。また、床に直に座るときにも使用できる。
Style Athlete2
腰を左右から包み込む形状で、腰椎の自然な湾曲をサポートするグッズ。しっかり腰を支えてくれるので、姿勢がよくなり、長時間のデスクワークの負担を軽減してくれる。骨盤周りの骨に対応するブロックパーツを配置。腰全体が覆われることで、安定した姿勢をキープしやすい。
パソコン使用時の首の負担を軽減する「ノートPCスタンド」
デスクワークで、特にノートPCを使っていると、視線がどうしても下向きになりがち。すると首が常に前傾となるため、首への負担が大きくなる。これを解消するために導入したいのが「ノートPCスタンド」。ディスプレイの位置を上にすることで視線を上げることで、首への負担を減らすことができる。
MOFT
ノートPCの底面に貼り付けて使用するノートPCスタンド。畳んだときは厚さ3mm、重さは89gと薄形軽量なので、家の中での移動が多いという場合にジャマにならない。角度は2段階調整が可能だ。
置き型アームスタンド
最近は、立ったままノートPCを使用する人も増えている。座って作業をするよりも快適だという人も多い。この置き型アームスタンドは、自在に高さを変えることができるスタンド。イスに座っても立ちあがってもノートPCを利用できるので、気分転換に立ち上がって仕事がしたいという人にはありがたい。
長時間のデスクワークのリフレッシュに「ストレッチボール」
慣れない自宅勤務が続くと、無意識に身体に負担がかかっている。定期的にストレッチやマッサージをして、身体の筋肉をほぐしておくことも重要だ。そこで、空き時間に手軽にストレッチやエクササイズ効果が得られる「ストレッチボール」を活用しよう。
TRIGGERPOINT
手が届きにくい部分の筋肉をほぐしたり、筋膜(筋肉を覆う膜)をリリースすることができるマッサージボール。壁や床を利用することで、背中など手が届きにくい部分でもピンポイントで刺激を与え柔軟性を高めることができる。
RumbleRoller ビースティボール
使い方は前述のTRIGGERPOINTとほぼ同じだが、表面の突起が筋肉により強い刺激を与えてくれる。またスタンドが付いているので、ボールを固定してピンポイントでのマッサージ効果が得られる。
長期にわたる巣ごもり生活、これらのグッズを活用して健康で快適になるように心がけよう。