文:武者良太
サイズが合わないマスクも活用できる
地域によっては今も入手しにくい、または高価なプライスタグがつけられたものしかない使い捨てマスク。1回の外出で1枚消費だと、何枚あっても足りないという方に注目してほしいのが洗濯が可能なマスクカバー「SINGTEX PROTECTOR+」だ。
筒状になっており、内部に使い捨てマスクを差し込んで使う。外気に触れる外側と、肌に触れる内側の両方をガードする構造だ。そのため鼻の上から顎下まで完全にカバーできない小ぶりな使い捨てマスクであっても、効率よく使うことかできる。
一般的な布マスクはノーズストリップワイヤーがなくフィットさせにくい。また他のマスクカバーはノーズストリップワイヤーとゴムバンドをもたない製品が多い。しかしSINGTEX PROTECTOR+は両方とも装備済み。鼻まわりの隙間を塞げるし、使い捨てマスク側のゴムバンドを消耗させずにすむ。
なお外側は撥水性・耐久性・通気性に優れたSINGTEX PROTECTOR生地を使い、内側には抗菌性・防臭性・速乾性を持ったS.Café Eco-Tech Coffee素材を用いることで、長時間の装着でも快適に過ごせる。
黄色ブドウ球菌、クレブシエラ肺炎桿菌を用いたテストでは、新品ならば99.9%の除菌効果を発揮。水温40度での洗濯を25回繰り返した状態であっても、98.8~99.9%の除菌効果を誇る。
開発したのは台湾の繊維メーカーであるSINGTEX。此度の新型コロナ禍においては、台湾政府より防護服の製造を委託されるほどの技術力を有している。
サイズ・カラバリは大人用4色・子供用3色展開。価格は2枚セットでいずれも4280円だ。