文:武者良太
ドアノブなどにも施工可能か
スマートフォンの表面は、トイレの便器よりも汚いという研究結果が出ている。これはスマートフォンの表面についた水分や皮脂が養分となり、雑菌&ウイルスの温床になるのが原因だという。これは保護フィルムなどをつけている状態でも同様のようだ。
手にすることが多く、電話の際は口元にも持っていくことが多いスマートフォン。このデバイスを除菌するための新しいアイテム、「スマホマスク」が登場した。
長寿命、高耐久のDIYガラスコーティング材&DIYキットで、施工は極めて簡単。スマホの画面の汚れを拭き取ったあと、コーティング材を塗り、拭きながら伸ばすだけだ。
硬度は9H以上、国内生産でガラスコーティング剤としての耐用年数は5年以上。水分や皮脂が付着しにくくするために開発された防カビ性能、耐水性能、対ガス性能、操作性向上、耐油性能を持つガラスコーティング材ということなのだろう。プレスリリースや販売ページによれば、公的機関のエビデンスもついているそうだ。
もちろん、コーティング後も皮脂やほこりが残らないように常々拭き取る必要がある。コーティングしたからといって抗菌状態が維持されるものではないということは留意すること。
それでも簡単に施工できるキット商品であり、1パッケージで4台のスマートフォン+1台の時計の表面をコーティングできるのはセールスポイントになりうる。この容量があるならば、10インチ級のタブレットの画面もコーティングできるということになるのだから。
ほかにもスマホケースなどにも使えるという。またプレスリリースにはドアノブに関しても触れており、曲面にも施工できるものだと判断できる。