文:coolpolaris
新型コロナウイルスの影響で、深刻なマスク不足がいまだに続いている。
そんな中、銅の除菌効果を利用したマスクが、クラウドファンディングで注目されている。
銅+シルクの無縫製マスク
繊維関連事業を手掛ける株式会社PLJインターナショナルが開発したこのマスクは、銅繊維を用いており、ウイルスを99.9%除菌。銅繊維の開発でさまざまなウイルスに対し試験を行い、この除菌力が証明されたという。この効果は繰り返し洗っても衰えず、ウイルス感染から身を守るための強い味方になるだろう。
また、素材にはシルクの中でも最高級品質の「A1スライバー」を使用。シルクならではのなめらかな肌触りで、長時間付けていても耳が痛くならない作りになっている。しっとりとした付け心地で、普段の通勤や通学などあらゆる場面で装着できる。
開発にあたり、優しい使用感を実現するため、無縫製にこだわったという。これまでの技術では対応できないため、自社で設計図からオリジナルで作成し、銅+シルクという新たなマスクを作り上げた。
美しい光沢が目を引くこのマスクは、 アイボリー・グレー・ブラック・ピンクの4色展開。子どもからお年寄りまで安心して利用でき、ファッションアイテムとしても活躍しそうだ。
目標金額3000%を超える支援
このマスクは現在、クラウドファンディングプラットフォーム『Makuake』で、注文を受付中。マスク1点5400円から各種揃えている。現在支援金は1500万円を突破し、目標金額の3000%を達成した(11日12時現在)。3月30日まで受け付けているので、気になる人はぜひチェックしてもらいたい。
アメリカでは、年間200万人がウイルス性感染症に罹患し、うち10万人が亡くなるという。日本でも、減少傾向にあるものの、2017年で4000人が死に至っている。今後もますます医療や衛生分野で、銅の除菌力が活用されるだろう。