文:赤井大祐
花粉症も本格化してくるこれからの季節。新型コロナウイルスの流行の影響でマスクがなかなか手に入りづらい状況が続いている。
そこで今回は、クラウドファンディングで驚異的な支援を集めているマスクを紹介する。
長時間付けても疲れない仕掛けがたくさん
そのマスクとは、スポーツ用品などの立体縫製を得意とする「ジーンスレッド」の自社ブランド「getail(ジティール)」が製作する「プロテクション保湿マスク」だ。
一般的な使い捨てマスクは、長時間着用していると耳が痛くなったり、マスクの内側が結露したり、肌荒れしたり、ストレスを感じる場面が多い。その一方、この「プロテクション保湿マスク」は、立体縫製を用いることによって空間を確保。通気しやすく、蒸れにくい作りを実現した。マスク特有の悩みを解消してくれる。
耳掛け紐はアジャスター式となっており、大人から子どもまで、顔のサイズに合わせて使用可能。途中で紐を緩めることで耳が痛くなるのを防ぎ、長時間の使用も心配いらない。飛行機の中や、ホテルなど、さまざまなシーンで活躍するだろう。
抗菌・抗ウイルス。50回程度、洗っても機能を持続
付け心地だけでなく、マスクとしての機能ももちろん備わっている。3層構造となっており、一番外側は、触り心地の良い「ボルテックス」という生地を使用。真ん中の層には、防塵マスクにも利用される「100%植物系炭素繊維」が使われており、ミクロン単位の細かい繊維で花粉の侵入を防ぐ。そして一番内側には「クレンゼ」という病院の白衣などに使われる生地に「Etak®(イータック)」という特殊な成分を固定することで、抗菌・抗ウイルス機能を持たせている。
洗濯にも対応しており、50回程度までなら機能を落とすこと無く使い続けることができる。
2300%を超える支援
この「プロテクション保湿マスク」は、現在クラウドファンディングサイトの『BOOSTER』にて1枚5536円から支援を受付中。マスクにおいて比較的高額にも関わらず、3月6日時点で目標額の2374%を達成している盛況ぶり。商品の発送は2020年5月予定となっているので、来シーズンの対策として購入しておくとよいだろう。
今回の新型コロナウイルス騒動からもわかるように、一般的な使い捨てマスクはいとも簡単に店頭から姿を消してしまう。1人1枚こういったマスクを持っておけば、またいつマスク不足が起こっても慌てる必要は無い。