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文:FINDERS編集部
梅や桜をはじめ、チューリップなどのさまざまな花が咲き誇る季節がやって来た。
とはいえ、同時に花粉の季節や新型コロナウイルスの感染拡大も重なってマスクが手に入らず、困っている人も多いだろう。
また、新型コロナウイルスの影響で、春休み期間にも関わらず、東京ディズニーランドなどの国内レジャー施設も休園する事態だ。
一方で、花粉などを餌にする小さくてかわいらしいネズミがいることをご存知だろうか。
こちらは、日本でもっとも小さいと言われる「カヤネズミ」。
わずか500円玉(約7g)ほどの重さしかなく、写真のように草花の上に乗れるほどだ。国内では草原や農耕地などに球巣を作り、ひっそり暮らしている。
日本では、北東北や南西諸島以外の地域でカヤネズミが発見されているが、生育環境が悪化しているため、年々生育数は減少傾向だという。
万一、草むらや農耕地で彼らを見つけても、あくまで野生動物。生物保護の観点からも、かわいさあまって無闇に持ち帰ったり飼育したりすることは避けたい。