LIFE STYLE | 2020/03/03

新型コロナ対策の休校で暇をもてあます子どもたちのために、全国の大学・研究機関が立ち上がる!

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文:FINDERS編集部
新型コロナウイルスの感染拡大対策として、政府は...

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文:FINDERS編集部

新型コロナウイルスの感染拡大対策として、政府は全国の小中学校・高校などに向けて3月2日から春休みに入るまで臨時休校を要請。

共働き世帯が増える近年、その緊急措置に疑念の声も多く挙がり、学校によって対応は分かれているものの、多くの学校では休校に突入している。なかには、卒業式さえ中止という泣くに泣けない学校も多いようだ。

そうした事態を受けて立ち上がったのが、全国の大学・研究機関の広報担当有志から成る「科学技術広報研究所」(JACST)。

JACSTが急遽作ったのは、宇宙、科学、遺伝学などさまざまなジャンルの最先端の研究動画を子ども向けにまとめた特設サイトだ。臨時休校のために家で過ごす子どもたちのために、楽しくわかりやすく編成されたデジタルコンテンツを集めている。

ということで、その内容の一例をここで紹介したい。

VR対応映像

深海VR-深海に降り立つ(特別版)(JAMSTEC)

「天の川銀河紀行」(国立天文台)

宇宙科学や生命科学、脳科学まで

「ブラックホールをさがす」(国立天文台)

「良い音と悪い音の科学 -お寺のお経がありがたく、カラスの鳴き声が不快なのはなぜか-」(産総研広報)

遺伝研一般公開講演会2017「遺伝で決まること、決まらないこと」(国立遺伝学研究所)

15分で脳科学「嗅覚の不思議 -匂いを感じる脳のしくみ(RIKEN CBS)

そのほか、読み物コンテンツとして、大阪大学微生物病研究所によるコロナウイルス情報をはじめ、望遠鏡のペーパークラフトやぬりえなども満載。

突然の休校で暇をもてあます子どもたちが幅広い分野で先端をいく研究を知り、学べるいい機会になるに違いない。