LIFE STYLE | 2020/02/26

可愛い子犬は、亡くなった父親からの誕生日プレゼント。予想外のサプライズに13歳少年、感動の涙

文:宮本燈
大切な人との別れは辛いものだ。特に、子どもにとって親の死は大きな悲しみになる。
そんな中、父親が息を引き...

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文:宮本燈

大切な人との別れは辛いものだ。特に、子どもにとって親の死は大きな悲しみになる。

そんな中、父親が息を引き取る前に息子に贈ったプレゼントが、大きな感動を呼んでいる。

亡くなる前に計画した息子へのサプライズ

米国ミシガン州ハドソンビルに住むジョー・カバルスキスさん(47歳)は、2人の息子を持つ父親で、9年前にガンを告知された。『GoFundMe』によると、白血病やリンパ腫に似た血液癌の一種で多発性骨髄腫だという。

当初は、化学療法と幹細胞移植で治療を行い、ガンに対抗していたジョーさん。しかし、身体は次第に限界に近づき、仕事もままならなくなった。そして長い闘病生活の末、残念ながらジョーさんのがんは寛解することはなく、治療に限界が来た。

ジョーさんは今年1月8日に息を引き取った。しかし、ジョーさんは亡くなる前、ある決断をした。それは大切な息子ローガン君への誕生日プレゼントだ。自分の亡き後、寂しい思いをさせないために、誕生日プレゼントとして子犬を贈ることにした。

現在13歳のローガン君はいつも犬を飼いたがっていたが、ジョーさんが犬アレルギーだったため、飼うことが出来なかったのだ。

可愛い子犬は亡き父親からのプレゼント

ローガン君の誕生日当日、家族は従兄弟の犬を取りに行くとだけ伝え、自宅を出発した。この時、ローガン君は自分のための犬であることを知らなかったという。

動画は、ローガン君が車の後部座席に座っているところから始まる。ローガン君は従兄弟から、ボストンテリアとフレンチブルドッグのミックス犬の子犬を、サプライズで手渡された。そして、「これはあなたのお父さんからだよ」と従兄弟から告げられると、ローガン君は「本当に?」と答え、子犬を抱えたまま感極まり、感動の涙を流した。子犬もローガン君の顔を舐めようとし、すでに懐いているようだ。この生後12週間の子犬はインディと名付けられたとのこと。

もし自分の死期を告げられたその時、大切な方へ何か贈り物をするというのも一つのアイデアかもしれない。