文:武者良太
ながら運転の罰則が高まった現代に必須
2019年12月、道交法が改正され「携帯電話使用等に関する罰則」が著しく強化された。運転中にスマートフォンなどを持っていた・画面を注視していた場合の違反点数は1点→3点、反則金が6000円→1万8000円(普通車の場合)、罰則が5万円以下の罰金→6か月以下の懲役または10万円以下の罰金へとなった。またスマートフォンを操作していて事故を起こすなど交通の危険を生じた場合は2点→6点(即免停)、3か月以下の懲役または5万円以下の罰金→1年以下の懲役または30万円以下の罰金へと厳罰化された。
これはスマートフォン由来の「ながら運転」事故が多発しているため。運転中のスマートフォン操作はダメ。ゼッタイ。というメッセージを行政が発していると言っていいだろう。
もしGoogleマップなどのナビ機能を使っているならば、ルート案内の音声読み上げ機能を使うといい。その他のアプリも音声でコントロールし、音声読み上げでコントロール状況を知りたいのなら、「AIハミング」アプリを使ってみよう。
Googleアシスタントをより使いやすくする
「AIハミング」はGoogleアシスタントの機能を向上させるためのアプリ。機能やアプリを呼び出すだけではなく、「LINE起動」→送信先ユーザー名→「こんにちは と送信」 といったように、機能の操作やメッセージの送信も音声を行えるようにしてくれるものだ。
新たに画面を見ることなく各種アプリのコントロールが行えるドライブモードを搭載。まるでアイアンマンが人工知能のジャービス(J.A.R.V.I.S)に声で指示しているかのごとく、Googleアシスタントだけではできなかった作業を声で行えるようになる。
使ってみたところ、ややレスポンスが遅いと感じるシーンがあった。しかし「AIハミング」はβ版。今後、開発が進むことでより使いやすいアプリとなっていくだろう。