文:武者良太
手軽に作れる時短レシピを教えてくれる
忙しい日々を過ごしていると、日常もドタバタとしがち。洗濯物はたまるし、掃除も後回しとなりがち。朝食・夕食のための買い物だっておろそかになるだろう。
だから1回の買い物でたくさんの食材を買うことで、買い物の回数を減らしたいと考えるようになるが、ここには、忙しいからこその罠が潜んでいる。せっかく買った食材を美味しいうちに調理しきれないという罠が。
気がつけば野菜は萎々になっているし、肉や魚はドリップが出てしまっている。冷蔵庫のなかを見ただけで料理のモチベーションが下がってしまう。
しかたがない、破棄しよう...と考えてしまってはダメだ。消費期限が過ぎていないのであれば、ギリギリまで食卓を彩るための一品に昇華させるべきだ。
どんな惣菜にしたらいいのかアイディアが出てこない時は、無料レシピアプリ「レキピオ」(iOSのみ対応)を使ってみよう。手持ちの食材、調味料をタップして設定すると、AIが適切な惣菜のレシピを選んでくれる。

料理の種類、食べる人数、時短や低カロリーといったこだわりの設定も可能だ。
選択する食材の数が少ないと、他の食材を必要とするレシピも表示される。新たに食材を買いに行く時間がとれないのであれば、足りない食材があってもそのまま作ってしまえばいい。満足度は下がるかもしれないが、食材を消費するという目的は果たせるからだ。
もしスーパーなどに寄れる時間が取れそうな日があるなら、手持ちの食材リストを保存しておける登録保存モードを使おう。移動中に「レキピオ」でレシピを探し、足りない食材を帰宅時などに買ってくればいい。
実際に「レキピオ」が提案してくれた惣菜を調理するときは、必ず「作る」をタップしよう。使う食材を使い切るのか、残すのかの設定が可能になり、使い切った食材はリストから自動削除される。この機能により、自宅にいなくても冷蔵庫の中を可視化し、管理できるようになる。
