CULTURE | 2019/01/24

クイーンの「あの名曲」を歌ったオペラ歌手が予想外の大変身!オーディション番組で会場が熱狂

文:岩見旦
アメリカの人気公開オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』のスピンオフ『ザ・チャンピオンズ』が、...

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文:岩見旦

アメリカの人気公開オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』のスピンオフ『ザ・チャンピオンズ』が、2019年1月からスタート。この番組には、世界中の同番組の優勝者など選りすぐりの50組が参加。あのスーザン・ボイルも出演するとあって、注目を集めている。

会場を震撼させたオペラからロックへのギアチェンジ

この番組に参加した1人の女性が、全米から熱視線を送られている。スペイン版の『ゴット・タレント』で2016年に優勝したオペラ歌手のクリスティーナ・ラモスさんだ。

「生まれて初めてアメリカに来ました。突然夢が叶いました」と、にこやかに語るラモスさん。この後、朗らかな会場の空気を一変させる。

ラモスさんが歌ったのは、現在映画もヒットしているクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」。エレガントな白いドレスを身に纏い、美しい高音ボイスで歌い始める。審査員の反応も上々だ。

すると、ラモスさんは突然ドレスを脱ぎ捨て、激しいロックモードに変貌。バンドメンバーを従え、パワフルな歌声を響かせた。オペラ寄りのアレンジからロックにギアチェンジするというサプライズに、会場は仰天。審査員も全員スタンディングオベーションで称え、ラモスさんは決勝進出を果たした。

この動画は現在400万再生されており、「予想外の展開にビックリ」「あなたこそが世界チャンピオンだ」「何度も何度も見てしまう」など絶賛のコメントが寄せられている。

再生数3,000万超え!ラモスさんを一躍有名にしたAC/DCの「地獄のハイウェイ」

ラモスさんを一躍有名にしたのが、今回の出場のきっかけになったスペイン版『ゴット・タレント』のパフォーマンスだ。ラモスさんが歌ったのは、AC/DCの「地獄のハイウェイ」。

審査員がシーズン中に一度しか使うことの出来ない「ゴールデン・ブザー」が押され、ラモスさんは決勝進出を果たし、その後優勝することになる。この動画は3,000万を超える再生数を記録し、世界的にその名を轟かせた。

ラモスさんが今後、『ザ・チャンピオンズ』でどのような爪痕を残すのか、期待せずにはいられない。