LIFE STYLE | 2018/06/28

ヨーロッパ周遊旅行の最後の目的地ロンドン【連載】世界の都市をパチリ (12)


宮崎大輔
1988年長野県生まれ。信州大学大学院農学研究科で修士号を取得後、2013年からJICAの青年海外協力隊...

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宮崎大輔

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1988年長野県生まれ。信州大学大学院農学研究科で修士号を取得後、2013年からJICAの青年海外協力隊に参加。中米パナマ共和国で農業指導を2年間行う。2015年からフリーランスになり日本、東南アジア、南米、アフリカの案件に農業コンサルタントとして従事。またノマド生活をしながら、世界中でスナップ写真やポートレート写真を撮影中。ブログ  

久しぶりの入国審査

ヨーロッパ周遊旅行の最後に訪れたのは、イギリスのロンドン。久しぶりにシェンゲン協定の外に出たので、入国審査が厳しくて驚きました。ヨーロッパでは多くの国がシェンゲン協定に加盟しているため、ほとんどの国境で入国審査がなかったからです。しかし、イギリスはシェンゲン協定には入っていないので、入国審査を受ける必要がありました。

特にイギリスの入国審査は厳しいといわれていて、私の場合もたくさんの質問を聞かれました。しかも、係員が話す言葉はブリティッシュ・イングリッシュ。ブリティッシュ・イングリッシュを話す人との会話は初めてだったので、なかなか聞き取れなくて苦労しました。

本場のブリティッシュ・イングリッシュ

ロンドンに滞在中はいたるところでブリティッシュ・イングリッシュを耳にしました。ここはイギリスなので当たり前ですが。ブリティッシュ・イングリッシュといえば、ハリウッド映画の中でイギリス紳士が話す言葉というイメージがあったので、老若男女問わず話している環境を新鮮に感じました。ロンドンに滞在したのはわずか一週間ほどだったので、ブリティッシュ・イングリッシュをマスターすることはできませんでしたが、少し聞き慣れることはできたと思います。英語はアメリカ風、イギリス風、オーストラリア風、シンガポール風、インド風など、国ごとにアクセントや単語が違いますよね。

名物ロンドンバス

ロンドンに来たら乗ってみたいと思っていたのが、2階建てのロンドンバスです。世界中の観光地で似たような観光バスが走っていますが、ロンドンでは路線バスとして使われていて市民の足として活躍しています。ハリー・ポッターシリーズでよく登場する赤いバス、といった方がイメージしやすいかもしれません。

ロンドンバスは使ってみると本当に便利で、ロンドンでは地下鉄も使いましたが、短い距離の移動ならバスの方が快適でした。友人とお酒を飲んだ帰りにこのバスに乗って移動していると、酔っぱらいやカップルなどいろんな乗客が乗ってきたので人間観察をするのが楽しかったです。

YMS中の日本人と会う

ロンドンでは現地で働いている日本人の友人と会いました。現地に住んでいる日本人と交流すると貴重な情報を教えてもらえるので、海外ではできるだけ会うようにしています。イギリスにはYMSというワーキングホリデーと似ている若者向けの労働ビザ制度があり、それを利用して長期滞在や就業をしている日本人がたくさんいます。彼もYMSを利用していました。また、ワーキングホリデーは30歳以下の若者が海外で働くことができる数少ないチャンス。私もワーホリビザを使って、スペインか南米に一年くらい住もうかと検討中です。

フォトジェニックなセントポール大聖堂

ロンドンではビッグ・ベンやロンドン・アイ、ピカデリー・サーカスのような有名観光地にも行きました。観光地の中で一番気に入ったのはセントポール大聖堂です。なぜかというと、この建物のすぐ隣にショッピングモールがあり、そこから綺麗な写真が撮れるからです。ここは撮影スポットになっていて、団体観光客が記念撮影をしていました。ちなみにトップ画像はタワー・ブリッジの近くで撮影したビルの写真です。

旅先でこのような撮影スポットを探すときには、Instagramを活用しています。Instagramで国名や街の名前で検索するといろんな写真が見つかるので、それを参考にして撮影場所を探しています。Instagramを使うとガイドブックには載っていないような撮影スポットが見つかることがあるので、ぜひ検索してみてください。


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