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「なぜか毎晩、作業小屋が勝手に片付けられている」 カメラを設置してみたら、可愛らしいネズミが掃除していた
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  • 2019.03.22
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「なぜか毎晩、作業小屋が勝手に片付けられている」 カメラを設置してみたら、可愛らしいネズミが掃除していた

文:岩見旦

グリム童話に「こびとのくつや」という話がある。貧しい靴屋の元に小人が現れ、深夜に靴を作ってくれるというストーリーだ。

こんなおとぎ話のような出来事が、イギリスで実際に起こったと話題だ。

金属製のネジが毎晩、箱の中に片付けられているミステリー

英国セバーン・ビーチに住む72歳のステファン・マッキアーズさんの身の回りで、2月の中旬頃から不思議な出来事が起きていた。作業小屋の中に散らかっていたボトルやナットなどの金属製のネジが、鳥の飼料用のピーナッツの箱の中に片付けられていたのだ。しかも、一度だけではなく毎晩だ。

疑問に思ったマッキアーズさんは、わざと箱の中を空にしてネジを撒き散らしておいた。する翌朝、やはり箱の中に収められていた。マッキアーズさんは最初自分がおかしくなったか、ポルターガイストが起きたかと思ったという。

真犯人は可愛らしいネズミ

マッキアーズさんは作業小屋を勝手に掃除している真犯人を見つけ出すため、隣人のロドニー・ホルブルックさんに依頼。ホルブルックさんは熱心な野生動物の写真家で、このミステリーの真相を突き止めるのに最適だ。

仕事場に赤外線カメラを仕掛けた2人。翌日、映像を確認すると、そこには予想外のものが写っていた。

なんと、可愛らしいネズミが一生懸命、ネジを箱の中に片付けていたのだ。しかも、ホースパイプのアタッチメントや電動ドライバーのチェーンといった、自らの身体よりずっと大きなものまで運んでいた。

仕事部屋を片付けていた理由は、ピーナッツを隠すため?

マッキアーズさんは「小さなネズミがたった数時間で箱の中にたくさん運んでいて、とても驚いた」と語っている。「このネズミは次々仕事をしてとても忙しそうだ。すべてやり切るまで諦めない」とも。この1カ月間、ネズミは真夜中から午前2時30分頃まで働いており、「この後に寝ていたに違いない」とマッキアーズさん。

なぜネズミがこのような行動をとったかについて、マッキアーズさんは、箱の中のピーナッツを他の動物から隠すためだったのではないかと予想している。

「メタル・ミッキー」というニックネームを授かったこのネズミ。マッキアーズさんは、EU離脱のために備蓄しているようで「ブレグジット・マウス」とも呼んでいる。

マッカーズさんはこのネズミが作業小屋に居続けることを気にしないが、ただしたくさんの友達を連れてこない限りはとジョークも飛ばしている。


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