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ペットたちを遺伝子病から守れ!重篤な遺伝子病の発症リスクのない犬猫の販売が開始
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  • 2019.01.31
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ペットたちを遺伝子病から守れ!重篤な遺伝子病の発症リスクのない犬猫の販売が開始

文:岩見旦

犬猫にはびこる遺伝子病とは?

犬猫の中には、生まれながらに苦しんでいる個体がある。それらは遺伝子病が原因かもしれない。

遺伝子病はその名の通り、遺伝子が原因で引き起こされる病気だ。運動障害や視覚障害、または致死性の高い病気など、その種類は多岐にわたる。

変異した遺伝子が、親から子へと受け継がれることによって遺伝子病も引き継がれる。一般的な病気は治療することで治る可能性があるが、遺伝子病は治すことができない。

コジマ、重篤な遺伝子病を発症しない犬猫の販売を開始

ペットショップの経営などを行うコジマは1月17日から、従来から実施している獣医師による健康診断など全頭検査に加え、遺伝子病検査の実施を開始した。この取り組みは日本初だ。現在明らかにされている重篤な遺伝子病の発症しない犬猫を販売する。

遺伝子検査の対象となるのは、プードルやダックスフンドなど犬13種類と、ペルシャやエキゾチックなど猫18種類。検査費用は12,960円(税込)。

Pontely、一般家庭の飼い犬向けの遺伝子病検査サービスを提供

ペット流通に安心を提供するPontelyは昨年11月、一般家庭の飼い犬の遺伝子病のリスクを知ることができるサービスの提供を開始した。

同社の提供するペット遺伝子検査サービスは、検査キットに飼い犬の口の中をこすって粘膜を採取し、専門機関に送るというもの。自宅で簡単に検査することが可能で、獣医師が監修した病気の概要と対策・予防策、根拠とした学術論文が記載された検査結果レポートをいつでもウェブで確認できる。飼い犬の遺伝子病のリスクや予防法を知ることで、ペットのもしもに備えることができるとのこと。

犬種ごとにおすすめの3つの遺伝子病を検査する「Health Plan」を14,000円(税別)で提供する。

ペットビジネスの闇と背中合わせの遺伝子病

矢野経済研究所の発表した「ペットビジネスに関する調査」によると、2017年度のペット関連総市場規模は前年度比101.0%の1兆5,135億円の見込みで、2018年度はさらに上回ると予測されている。

ペットを家族の一員として迎い入れ、プレミアムフードなどペットへの支出金額を増やす傾向にある一方、特定の品種に人気が集中する風潮と意識の低いブリーダーによる偏った繁殖が繰り返されるという日本独特の背景により、犬の遺伝子は日本が突出して多いと言われており、それだけ遺伝子病の発症リスクも上がる。

遺伝子病の新たな発生を少しでも減らすことは、ペットビジネスに関わる人や飼い主にとって、取り組まなければならない必須課題だ。


【日本初】重篤な遺伝子病の発症リスクがないワンちゃん、ネコちゃんの販売を開始。

ペット流通に安心を提供するPontely、一般家庭犬向け遺伝性疾患検査サービスも提供開始

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