文:FINDERS編集部
今のデザインに影響を与えた戦後の製品も並ぶ
国際交流基金が主催する海外巡回展「Japanese Design Today 100(現代日本デザイン100選)」が5月20日〜28日まで港区・東京ミッドタウン・デザインハブで開催される。
本展は、国際文化交流を目的とした国際交流基金が、陶芸・工芸・日本人形など日本の伝統美や現代美術・写真・建築・デザインなどを海外へ紹介する活動である「巡回展事業」として新たに開催される。エジプト、トルコで巡回を予定しており、海外で展示される前に国内でも鑑賞できる機会となる。
展示には「フリクション」といったプロダクト(モノ)のデザイン、「QRコード」といったシステムやサービス(コト)のデザインなど2000年頃に生み出された製品を中心に約100点が並ぶ。

(右)フリクション(R) 株式会社パイロットコーポレーション 2010年 (左)QRコード 株式会社デンソー、株式会社デンソーウェーブ 1994年
また展覧会冒頭に、戦後に制作され現代のデザインにも影響を与えた製品も展示。

バタフライスツール 株式会社天童木工 1956年
戦後から現代にまで続く日本で生まれた「デザイン」を通じて、日本文化の現況や日本のデザインの特徴などに触れる機会となるだろう。
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『Japanese Design Today 100(現代日本デザイン100選)』
期間:2023年5月20日(土)〜28日(日)
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ
料金:無料