CULTURE | 2023/04/14

「東急歌舞伎町タワー」本日オープン。朝まで遊べる巨大エンタメタワーの全貌を紹介!

文・写真:舩岡花奈(FINDERS編集部)
歌舞伎町にエンタメ凝縮タワーが登場
新宿・歌舞伎町にホテル・エンタメ特化...

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文・写真:舩岡花奈(FINDERS編集部)

歌舞伎町にエンタメ凝縮タワーが登場

新宿・歌舞伎町にホテル・エンタメ特化型の複合施設「東急歌舞伎町タワー」が本日、4月14日にオープンした。

地上48階・地下5階の高層複合施設にはライブホールや劇場といったエンタテインメント施設、 ホテルが展開される。「“好きを極める場”の創出」をコンセプトに、ホテルとエンターテインメントの複合施設という特性を活かして、「好き」に出会う機会や情熱、想いが交差される場を目指す。

今回は4月7日に行われた内覧会から「東急歌舞伎町タワー」の様子を紹介する。

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【歌舞伎町タワーフロア一覧】
B1~B4F ライブホール「Zepp Shinjuku (TOKYO)」
1F メキシカンやビーフダイニング、カフェなど
2F エンターテインメントフードホール「新宿カブキホール~歌舞伎横丁」
3F アミューズメントコンプレックス「ナムコトーキョー」
4F ダンジョン攻略体験施設 「ザ トーキョー マトリクス」
5F ウェルネスエンターテインメント施設「エクジション」
6~8F 劇場「シアターミラノ座」
9~10F 映画館「109シネマズプレミアム新宿」
17~47F ライフスタイル&ラグジュアリー、2つのホテル 

駅チカにライブホールとクラブが登場

ライブホール「Zepp Shinjuku (TOKYO)」/「ZEROTOKYO」(B1~B4F)

地下1階〜地下4階には、1500名規模のキャパシティを有するライブホール「Zepp Shinjuku (TOKYO)」がオープンする。

Zeppホールでは初となる、全方位をディスプレイで囲んだ360度LEDビジョンによって、音と映像が連動した演出が可能となり、臨場感溢れる空間となる。

また、海外のクラブシーンで導入されることが多いというアダムソン社のスピーカーやムービングライトが30機設置されるなど、演出の幅が広がる設備になっている。

アーティストによるライブはもちろん、企業のイベントでも使用される予定。

また22時からは「Zepp Shinjuku (TOKYO)」の空間がナイトエンタメ施設「ZEROTOKYO」に切り替わって営業される。地下2階から地下4階の3フロア・5エリアで構成され、音楽、DJ、空間演出、パフォーマンスを堪能できる。

FINDERSでは4月12日に行われた「ZEROTOKYO」のレセプションパーティーの様子も後日紹介する予定だ。

23時間遊び倒せるエンタメフロア

和牛専門店、メキシカン、カフェなどが楽しめる飲食店ゾーン(1F)

1階にはローストビーフバーガーやステーキを味わえる和牛専門店「和牛特区」や歌舞伎をモチーフとした空間でモダンメキシカンを味わえる「KABUKI BURGER&TACOS」など飲食店が展開される。

エンターテインメントフードホール「新宿カブキhall~歌舞伎横丁」(2F)

2Fはフロア全体が「祭り」をテーマに食と音楽と映像を融合させた、エンターテインメントフードホール「新宿カブキhall~歌舞伎横丁」となっている。

フードホール内には北海道から沖縄まで日本全国の料理や韓国グルメ、B級グルメなどの「ソウルフード」とお酒が味わえる全10店舗が集結する。

東北がテーマの店舗では青森のねぶた祭りを想起させるような演出、北海道がテーマの店舗では北海道開拓の父であるクラーク博士のオブジェ設置されるなど、各店舗のテーマに合わせた内装になっている。

中央 クラーク博士像/右上にねぶた祭りを想起させる演出

またフロア内には、ステージやDJブース、ミラーボール、LED、カラオケが設置され、さまざまなパフォーマンスやイベントが開催される。

朝6時から翌朝の5時まで23時間営業しているため、さまざまな地域の食事と飲食店街の域を超えたエンタメ空間をほぼ全ての時間帯で楽しむことができる。

複合アミューズメント施設「namco TOKYO」(3F)

3階はバンダイナムコグループによる複合アミューズメント施設「namco TOKYO(ナムコトーキョー)」。

新宿エリア最大級のド派手な巨大プライズマシン「ビッグクレーン」やアーケードゲームを楽しめる「アミューズメントエリア」や、飲食可能スペース「アソビノオト」、展示が行われる「イベントエリア」、一番くじやワンピースなどバンダイが取り扱うキャラクターグッズが並ぶ「ショップ」が設けられている。

「アソビノオト」では、コンビニのショーケースを彷彿とさせるブースに、チャミスルやクライナーなど若者に人気のドリンクを揃え、おつまみに丁度いいご当地缶といったフードが並ぶ。ラフな感覚で楽しむことができそうだ。

チャミスルやクライナー、クラフトビールなどの瓶飲料が並ぶ

またイベントスペースでは、BTSと「LINE FRIENDS」のコラボによって誕生したキャラクターブランド「BT21」の誕生5周年を記念した展示を、オープン日である4月14日から4月16日の3日間限定で開催。アートの展示に加え、キャラクターたちのかわいいグッズも並ぶ。

ダンジョン攻略体験施設 「ザ トーキョー マトリクス」(4F)

4階にはソニーグループが手掛けるダンジョン攻略体験施設 「ザ トーキョー マトリクス(THE TOKYO MATRIX)」がオープン。

2〜3名のチームで敵を倒し、アイテムを探し、トラップのクリアを目指す体感型ゲームだ。「戦う」「投げる」「引く」「探す」など、さまざまなスキルを駆使する必要がある。

現在は人気作品『ソードアート・オンライン』の世界観を楽しめる『ソードアート・オンライン -アノマリー・クエスト-』が開催されている。

ウェルネスエンターテインメント施設「EXSTION」(5F)

5階には「美と健康」をテーマにしたウェルネスエンターテインメント施設「エクジション」がオープンする。トレーニングジム、プライベートサウナ、テラスプールが利用できるほか、旬の食材を使用したイタリアン、フレンチ、中華が楽しめるレストランも併設される。

劇場「シアターミラノ座」(6~8F) 

ミュージカルや着席スタイルの音楽ライブなどを行う劇場「シアターミラノ座」は、歌舞伎町とともに発展した「新宿ミラノ座」の名前を継承する形で6階から8階にオープンする。

自由度の高い舞台設備を備え、演劇、音楽、映像など演出により柔軟に対応できる。

約900席の客席は取り外しが可能で、会場に花道をつくるなどレイアウトの変更も可能だ。

映画館「109シネマズプレミアム新宿」(9~10F)

9〜10階に入る「109シネマズプレミアム新宿」では、館内全席にリクライニング機能とサイドテーブルが付属しているプレミアムシートを導入。ハイスペックな映写設備、2023年3月に逝去した音楽家・坂本龍一氏が監修した音響システムが全シアターに導入。より上質な映画鑑賞体験を提供する。

正面スクリーンだけでなく、左右の壁面にも映像が投影される3面ワイドビューシアター「ScreenX」が採用された劇場では、これまでの映画館では体験できない臨場感や没入感を味わえるだろう。

本画像のみPR TIMESから引用

ライフスタイルホテル「HOTEL GROOVE SHINJUKU」/ラグジュアリーホテル「BELLUSTAR TOKYO」(17~47F)

17階から47階にかけては、東急ホテルズが手がける2つのホテルが2023年5月19日(金)よりオープンする。

18階から38階のライフスタイルホテル「HOTEL GROOVE SHINJUKU」では、新宿・歌舞伎町の歴史やアート、音楽などのカルチャーを感じられる客室が用意される。

各部屋にマーシャルの小型スピーカーが用意されており、客室でも音楽を楽しめる

39階から47階はラグジュアリーホテル「BELLUSTAR TOKYO」 がオープン。では各部屋の大きな窓からは眼下に東京の街を臨むことができる。

またホテル内のショップには「東急歌舞伎町タワー」開業記念でつくられたクラフトジン「Ne10」や外国人観光客向けおみやげ「Tokyo Tokyo Old meets New」などが並ぶ。

「東急歌舞伎町タワー」正面には、屋外ビジョンや屋外ステージが設置。隣接するシネシティ広場と連動し、映画のレッドカーペットイベントをはじめ、大規模なイベントなどに活用することが可能だ。

「東急歌舞伎町タワー」の開業に伴い、空港連絡バスの乗降場整備による歌舞伎町エリアへのアクセス性の向上や、西武新宿駅前通りのリニューアルも実施。空港と駅からのアクセスがよくなることで、国内外からの訪問者も増えそうだ。


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『東急歌舞伎町タワー』
開業予定日:2023年4月14日(金)
※施設内ホテルは5月19日(金)からオープン
所在地:東京都新宿区歌舞伎町1-29-1