CULTURE | 2023/03/16

ジェンダーバイアスに囚われない「本当にやりたい仕事」をバービーから学ぶ体験展示「キミのなりたいものっ展?with Barbie」開催

文:FINDERS編集部
バービー、ケンが挑戦したさまざまな職業を通して気づく自身の可能性
ファッションドール「バー...

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文:FINDERS編集部

バービー、ケンが挑戦したさまざまな職業を通して気づく自身の可能性

ファッションドール「バービー」を通して、なりたい職業や、自分の「可能性」を知る体験展示「キミのなりたいものっ展?with Barbie」が4月1日~7月2日まで東京・ITOCHU SDGs STUDIOで開催される。

ITOCHU SDGs STUDIOは、SDGsに関する情報発信・体験の場となる伊藤忠商事が運営する施設。これまでSDGsに関連するさまざまなイベントを行ってきた。

「あなたは何にだってなれる(You Can Be Anything.)」というメッセージを掲げるファッションドールの「バービー」を通して、「トラック運転手は男性がする仕事」「キャビンアテンダントは女性がする仕事」といった職業に対するジェンダーバイアスについて問い直す。

「バービー」人形は、7種類の肌の色、24種類のヘアスタイル、22種類の目の色、3種類の体形(カーヴィー、長身、小柄)を揃えた「ファッショニスタ」シリーズを2016年に販売。「永遠の恋人」であるケンと共にファッションだけでなく体型や人種、さまざまなヘアスタイルといったバリエーションを展開している。

本展はバービーとケンから職業の多様性を学び、囚われがちなバイアスに気づき、自分の可能性や本当にやりたいことについて考えるきっかけを提供する。

展示は7つの体験で構成される。

バービーとケンが着用したさまざまな職業の衣装から、なりたい職業を探す「バービーキャリアウォール」。これまで着用された職業衣装のグラフィックや実物が60種以上展示される。またバービーキャリアウォールで紹介しきれなかった国内外250以上の職業を挙げたインスタレーション「仕事あれこれ」も展示される。

「バービーキャリアBOX」では、ディスプレイに映る宇宙飛行士、サッカー選手、パイロットなどさまざまな職業の衣装を着たバービー・ケンと自分の顔を入れ替える「職業着せ替え」の体験ができる。

「ひきだしのひきだし」では性格や特徴が書かれた引き出しを開けることで、それぞれの性格や特徴が生かせるかもしれない仕事と出会う体験ができる。これまで意識していなかった一面から自身の新たな気づきが提供される。

「なるかも名刺」では、さまざまな職業の名刺から自分のなりたい職業を選び、名前を記入することでオリジナルの「なるかも名刺」を作成できる。

そのほか、社会のバイアスにとらわれず自分の「なりたい夢」を叶えたセンパイに話を聞いたインタビュー記事「センパイに聞いてみた」や、女の子が5歳になると自身の性別を理由に将来の夢をジェンダー規範に合わせて考えてしまう“ドリームギャップ”という傾向への呼びかけ動画「ドリームギャッププロジェクト」も紹介される。

ドリームギャッププロジェクト紹介


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『キミのなりたいものっ展?with Barbie』
期間:2023年4月1日(土)~7月2日(日)
会場:ITOCHU SDGs STUDIO
料金:無料