CULTURE | 2023/03/14

「今年の文字デザイン」はこれ。東京TDC賞受賞・ノミネート作品が並ぶ「TDC2023」開催

文:FINDERS編集部
受賞者自ら作品をプレゼンするフォーラムが3年ぶりに対面開催
東京タイプディレクターズクラブ...

SHARE

  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • line

文:FINDERS編集部

受賞者自ら作品をプレゼンするフォーラムが3年ぶりに対面開催

東京タイプディレクターズクラブが主催する国際デザイン賞「東京TDC賞2023」の受賞・ノミネート作品展「TDC 2023」が3月31日〜4月28日まで東京・ギンザグラフィックギャラリーで開催される。

「東京TDC賞」は、1990年から開催されているタイポグラフィやグラフィックデザインなど文字の視覚表現を軸にした国際的なデザインコンペ。今回は全3679点(国内から1983作品、海外から1696作品)の応募の中から、映像作家の幸洋子氏が制作したアニメーション作品「ミニミニポッケの大きな庭で」がグランプリを受賞した。

そのほか10作品が受賞、74のノミネート作品を含む484作品が入賞し、2023年秋に出版される『デザイン年鑑』に掲載される。

本展は「東京TDC賞2023」の受賞・ノミネート作品をはじめ約130点のグラフィック作品が展示される。

【ブックデザイン賞】OK-RM (Rory McGrath and Oliver Knight)「The Archive of Dark」

【TDC賞】岡崎智弘「紙工視点2022」

受賞作品は下記の通り。

また4月1日には受賞者本人による作品プレゼンテーションを中心に、グラフィックデザイナーの佐藤卓や服部一成らゲストから作品についてコメントや質問が行われるフォーラム『TDCDAY 2023』が実施される。本フォーラムは3年ぶりの対面開催となり、午前・午後で発表者を入れ替えて行われる。

フォーラムへの参加は事前登録が必要。