文:FINDERS編集部
クリエイティブ系の仕事には欠かすことのできないインプット作業。時間がたっぷりある年末年始だからこそ、新たな発想や創造性を刺激する作品や展示に触れたい。
そこで、年末年始の時間を利用して訪れるべき展示やイベントをご紹介。
せっかくの年の節目だ。普段から目にしているものだけでなく、自分の興味から外れるような場所にも足を伸ばす機会としてもらいたい。
国内のカウントダウンイベントから世界的巨匠の作品まで
まずはアート系のイベントを紹介しよう。今の現代アートシーンを体感したいなら六本木・森美術館で開催する「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」がよいだろう。あるいは1980年代から活躍する大竹伸朗の16年ぶりとなる回顧展を通じて、アートシーンのトップランナーの姿を見てもいい。
箱根まで足を伸ばせば、「ポーラ美術館開館20周年記念展 ピカソ 青の時代を超えて」も開催中。意外とスルーしがちな巨匠の作品に間近で触れるまたとないチャンスだ。そして年越しイベントを楽しみたいなら新宿 歌舞伎町の王城ビルで「WHITEHOUSE COUNTDOWN2022 “Tales of Dread”」が開催される。Chim↑Pomの卯城竜太ら率いるWHITEHOUSEが主催となるオールナイトイベント。なんとフードにはあの会田誠の名前が。



WHITEHOUSE COUNTDOWN2022 “Tales of Dread”

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ファッション、宇宙、動画クリエイター。他分野からも刺激を受ける
アート以外にもご紹介。東京都現代美術館では「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ」が開催中。世界的ブランドのディオールと日本の関係を紐解く展示となっている。
宇宙ミュージアムTeNQでは、地動説の証明に命をかける人々の物語を描いたコミック作品『チ。ー地球の運動についてー』のコラボ展が開催中。コミック作品としてはもちろん、歴史や宗教など、さまざまな観点から宇宙を捉え直す機会になるはず。
そして科学未来館では「動画クリエイター展」が開催中だ。人気YouTuber、Vtuberとして活躍する9組の動画クリエイターの展示が登場。今最も人気と影響力を持つ“クリエイター”たちを知るまたとないチャンスだ。



12月31日、1月1日も営業している展示・イベントもある。家でゆっくり過ごすのもいいが、たまにはアクティブに年末年始を過ごしてみるのもオススメだ。
また年始には2023年1月から3月に訪れるべきイベントを公開予定。こちらも参考にしていただきたい。