文:FINDERS編集部
専用のプログラミングアプリも用意
人口知能などと並んで注目を集める先端分野である「ロボティクス」。アメリカのボストン・ダイナミクス社をはじめ、今やSFに出てくるようなロボットの開発も一般的となった。
しかし、どのように始めたらいいのかわからない人も多いだろう。もし興味があるのならば、ロボットキット「クアッド・クローラーAI」から始めてみてはいかがだろうか。
AIカメラを搭載した4脚ロボットを、パーツから組み立てていくことで、ロボット作りを体験できるとともに、多脚型ロボットのプログラミングが学べるロボットの組み立てキットだ
見た目は可愛らしく、四足のカニといったところだろうか。目の部分にはAIカメラが搭載されており、顔認証や周りの環境等を認識することができる。ドライバー1本で組み立てられるので、色々な工具を用意しなくていいのも嬉しい。
組み立てが完成したらすぐに動かせるよう、予めいくつかの動作がプリセットされているのも入門キットとして最適だろう。なにをしたらいいのかわからなくなってしまい、出鼻でつまずいてしますとモチベーションが下がってしまうということも多い。あくまで楽しみながらやるのがおすすめだ。
プログラミングアプリにはスクラッチ言語開発環境「つくるっち」を採用し、AI制御もブロックプログラミングでわかりやすく組み上げることができる。カメラからの映像をネットワークカメラとして取り込み、PCから確認ができたり、ゲームのコントローラーやキーボード、スマホでも操作できるので遠隔操縦ロボットとして動かす楽しさを味わうことができる。オプションでアナログリモコンが用意されジョイスティックで快適に操作することも可能だ。
プログラミングの醍醐味は自分の思い通りにプログラムを組んで動かせること。前進や回転など簡単な動作から、顔認識を利用した複雑な動作まで自分のレベルに合ったプログラムを開発していくことができる。
クアッド・クローラーAIはあくまでプログラミングの基本を学べるロボット。今まで興味があってもなんとなく避けてきた人にこそ価値のあるキットだと思う。
本製品はクラウドファンディングサイトCAMPFIREで16200円から支援可能。子供へのプレゼントや学習教材、ロボティクスの分野を志す学生のハード/ソフト両面での入門キットにもおすすめだ。
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AIカメラ搭載の新型4脚ロボット「クアッド・クローラーAI」発売プロジェクト