ITEM | 2021/09/16

テニスボール、コーヒー豆、タイヤなどで作られた「NoTime」のサステナブルスニーカー

文:FINDERS編集部
スペインのスタートアップが開発
普段私たちが何気なく使っているアイテムや身に着けている衣類...

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文:FINDERS編集部

スペインのスタートアップが開発

普段私たちが何気なく使っているアイテムや身に着けている衣類が、環境破壊の原因になっている……という話は、近年少しずつ一般的になってきた。それと同時に、地球環境に配慮されたエシカルな製品やサービスが注目を集めている。

高品質な革靴の生産国としても知られるスペインを拠点に、「サステナブルスニーカー」の生産に取り組む企業NoTimeもその一つだ。社名である「NoTime」を冠したスニーカーブランドを展開するスタートアップだ。

スニーカーはひとつひとつ手作りされ、ソール部分にテニスボール・コーヒー豆・タイヤなどのリサイクル素材が使われている。これらはとくに環境汚染に関係しているとされており、スニーカーに再利用することで廃棄量を減らしているのだ。

スニーカーの組み立てには、弾力性・柔軟性・防水性に優れた天然ゴムを使用。さらに、高温でゴムを溶かすことで強度と弾力性が向上。ちなみにこの天然ゴムを採るための木の伐採などを行わず、自然に木から漏れ出た樹脂のみを使っているという徹底ぶりだ。

インソールは再生プラスチックの混合物で作られており、快適な履き心地で取り外しも可能だ。スニーカーの梱包にはリサイクルしたクラフト紙とテープを使用し、あとは最低限の包装のみだ。

NoTimeのサステナブルスニーカーは、現在CAMPFIREにてクラウドファンディングを実施中。消費者だけでなく、生産者の変化も感じる昨今。ここらで時代の波に乗ってみるのもいいだろう。


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