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議会中の“スマホいじり”を可視化するAIツール。機械学習と顔認証技術でサボり議員を暴露
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  • 2021.07.20
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議会中の“スマホいじり”を可視化するAIツール。機械学習と顔認証技術でサボり議員を暴露

文:窪田みちる

現代人の必須アイテムと言えば、スマートフォン。大事な会議の最中や、怖い上司による説教中でも、ついついスマホが気になってしまうという人も少なくないだろう。

では実際、我々はどれほどスマホに気を取られているのか。それを見事に可視化したAIツールが今、大きな話題を呼んでいる。

AIで赤っ恥をかかされる議員

話題の渦中にあるのは、ベルギーを拠点に活動するデジタルアーティストDries Depoorter氏が開発したAIツール「the Flemish Scrollers」。人工知能を利用し、スマホを使用している時間をトラッキングするというものだ。

Dries Depoorter氏は7月5日、このAIツールを使い、インスタレーションを実施した。YouTubeで配信されている同国フランダース州の議会を、このAIツールで監視。スマホをいじり始めた議員を検知すると、その様子をTwitterとInstagramに投稿するというシステムを構築した。

これにより、議会中にスマホばかりいじっている議員は、知らず知らずのうちにネット上に晒され、赤っ恥をかかされる羽目になった。

「否定的なコメントは政治側から来ています」と開発者

実際に「the Flemish Scrollers」によって恥をかかされた議員たちの様子がこちら。議員たちがいかに注意散漫な状態で議会に臨んでいるかが一目瞭然だ。

このAIツールはPythonで書かれており、機械学習を利用しスマホを検出。顔認証技術を利用して、政治家の顔を特定している。公式サイトによると、配信が無い時は、YouTubeのアーカイブから過去の動画をチェックしているという。

同アカウントは、スマホをイジっている議員をタグ付けし暴露。「議会にもっと集中してくれ…」「こんなにスマホに気を取られているなんて!」といったコメントが殺到している。

Dries Depoorter氏は、『Interesting Engineering』の取材に「ほとんどの人がこのプロジェクトに前向きです。否定的なコメントは政治側から来ています」と述べている。

とはいえ、議員たちがスマホで何を見ていたのかは不明。サボっていたのか、はたまた議会に関する重要な資料を確認していただけなのか。事実は定かではないものの、後者であることを願ってやまない。


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