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なぜデジタルの「絵」が75億円で売れるのか?【連載】NFTが起こすデジタルアートの流通革命(1)
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  • 2021.06.17
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なぜデジタルの「絵」が75億円で売れるのか?【連載】NFTが起こすデジタルアートの流通革命(1)

NFTとデジタル・アートを結びつける

NFT自体もデジタル・データなので、その中に情報を記録することができます。そこに、オリジナルのデジタル・アートがどこにあるのか、誰が作者なのかといった情報を書き込むことで、デジタル・アートであっても、世界で1つしかないオリジナル・データであることを証明できるようになります。

今、こぞって、デジタル・アーティストがNFTを利用しようとしているのは、自分の作品であるという証明、オリジナル・データの証明ができるから使い始めています。面白いことに、オリジナルの1点だけでなく、限定10点というように、同じデータに10個のNFTを作ることで、限定10点販売といったことも可能になっています。

NFTは改ざんできないのか?

NFTは、デジタル・アート作品のオリジナルであることの証明に使えるという意味が、なんとなく分かったのではないでしょうか?

ただ、ここまで分かってくると、NFT自体もデジタル・データなので、コピーされたり、内容を改ざんされたりすることは、どうなのか気になります。

リアルのアート作品でも、それに付いている鑑定書まで偽造されることがあります。そうなってくると、鑑定書があるからといって本物とは限りません。さらに、鑑定書だけが本物で、贋作がセットになっているケースもあり、まさに玉石混交。

NFTの場合は、簡単には改ざんなどできないようになっているのですが、その点については、ブロックチェーンについて知っておく必要があります。次回は、NFTとブロックチェーンについて説明したいと思います。


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