ITEM | 2021/06/09

会社でのオンライン会議が楽しくなりそう。カスタムメイドできる個室型ワークブース「Online Working Pod」

文:神保勇揮
イベント・展示会などを手掛ける空間ディスプレイ会社が開発した「アレンジ自由自在」の個室型ワークブース
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文:神保勇揮

イベント・展示会などを手掛ける空間ディスプレイ会社が開発した「アレンジ自由自在」の個室型ワークブース

コロナ禍の中、自宅だけでなく出社時もオンライン会議に参加する機会は多く、会議室が確保できず自席から参加、さらにオフィスでは同時多発的にいくつものオンライン会議が立ち上がっているため、「隣の人の声がうるさい」「関係ない人が映ってしまう」「周りが気になって集中できない」などなど、日本中のオフィスにおいて新たな課題として注目されつつある。

そんな中、各種イベントのステージや展示会のディスプレイなどを手掛けるアコースト・コーポレーションは、外装から内装デザインなど、カスタマイズ自由自在な個室型ワークブース個室型ワークブース「Online Working Pod」の販売を開始した。

基本パッケージは1人用、幅1.2m×1.35m、高さ2.25mのサイズで27インチのモニター、USB給電コンセント、100Vコンセント、調光可能なLED照明、イス、換気扇、自動消火装置、LAN端子が標準装備されている。販売価格はオープン価格。

外装・内装、床カーペットからイスに至るまでカラー選択は自由にでき、会社ロゴや主力製品、自社キャラクターなどを印刷することも可能。これまで数々のイベント・展示会においてクライアントの依頼を叶えてきた経験を活かし、導入企業の独自の要望やアイデアにも応えていくそうだ。

消防法の関係上、どのメーカーの製品であっても100%内部の音が外に漏れないというわけではないが、内部は意外と圧迫感もなく、集中作業室としても使えそうに感じた

感染症対策としてはカウンターには抗ウイルス・抗菌素材を、外装・内装素材には抗菌素材を使用。また換気扇を装備し1時間あたり28回の空気の入れ換えができる。防火対策としては壁面・天井素材に国土交通省認定の不燃材料を使用しており、自動消火装置も天井部に設置。所轄消防署への届出も代行可能とのこと。

さらにオプションにはなるが

・複数人が利用できるようなサイズ変更(消防法の規定により3㎡以下まで)やデザインの変更
・オンライン会議や配信で合成映像を利用したい人向けのロールスクリーン設置
・いわゆる「Zoom映え」を手助けするための美肌ライトや鏡の設置

なども用意している。

また「Online Working Pod」は、オフィスだけでなく商業施設やイベント会場などへ設置し、例えば「キャラクターやタレントなどとオンラインで話せる」といったプロモーション活用などの利用も想定しており、さまざまな企業とのコラボレーションも積極的に展開していきたいという。

ワクチンが高齢者以外にも行き届き、コロナ禍がある程度コントロールできるようになった未来、どのぐらいの企業がテレワーク重視の姿勢を続けるかはまだ未知数だ。しかし遠くにある取引先と、あるいは出社している・していない社員同士でのオンライン会議の機会はそこまで大きく減ることはないだろう。社員の生産性向上のための設備投資として、あるいは企業・製品のPR手段の一貫として検討する価値はあるように思える。