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6歳の少年が母親のiPadで、170万円相当ゲーム課金!Appleは返金対応せず。責任は誰にあるのか?
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  • 2020.12.29
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6歳の少年が母親のiPadで、170万円相当ゲーム課金!Appleは返金対応せず。責任は誰にあるのか?

Photo by Shutterstock

文:山田山太

新型コロナウイルスの感染拡大以降、世界中の子どもたちは外出を控えるようになった。自宅で、ゲームに熱中した子どもも決して少なくなかっただろう。

そんな中、ゲームにより思わぬトラブルに巻き込まれた家族が話題になっている。

1日に2500ドル以上使い込むことも

アメリカ・コネチカット州ウィルトンに住む、不動産ブローカーのジェシカ・ジョンソンさん(41歳)は、夫と2人の息子とともに暮らしていた。パンデミックによって、ジェシカさんは自宅で仕事をするようになり、その間息子たちはジェシカさんのiPadを使いゲームなどをして過ごしていた。

そんな最中、ジェシカさんの見ていないところで、とんでもない事件が起きた。末っ子のジョージ君(6歳)が人気アクションゲームの「ソニックフォース」の中で、密かに課金を行い、拡張パック等を購入していたのだ。その総額はなんと1万6000ドル以上、日本円にして約170万円もの金額に上る。

ジョージ君は当初は1.99ドルのアイテムを購入していたが、次第に購入額はエスカレート。99.9ドルのアイテムまで購入するようになった。7月9日だけで25回もの購入を行い、合計2500ドルも使い込んでいた。ジェシカさんは、「まるで6歳の息子がコカインにハマってしまっていたような気分です」と、『NEW YORK POST』の取材で振り返った。

その後、自身の銀行口座に、Apple等から心当たりの無い多額の請求が来ていることに気づいたジェシカさんは、詐欺の可能性が高いと思い銀行に連絡。そして合計の請求額が1万6000ドルに達した7月、銀行に不正請求の申し立てを行った。

しかし10月、ジェシカさんへの請求に問題がなかったことが判明。ジェシカさんは急いでAppleに問い合わせたところ、すべてはジョージ君の仕業であったことが判明した。ジェシカさんはAppleに掛け合うも、請求から60日以内に連絡がなかったので、返金対応はできないことを告げられたという。

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