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400日間も里親が見つからず殺処分の危機に瀕していた犬、ついに飼い主と巡り会い笑顔で応える
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  • 2020.11.19
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400日間も里親が見つからず殺処分の危機に瀕していた犬、ついに飼い主と巡り会い笑顔で応える

文:山田山太

私たちの生活を楽しく、彩り豊かにしてくれる犬たち。しかし、動物保護施設に預けられる犬たちは、里親が見つからなかった場合、殺処分となってしまうケースは少なくない。

そんな中、動物保護施設での危機的状況を乗り越え、逆境から幸運を手にした1匹の犬が話題となっている。

運命の飼い主に出会って元気いっぱいの犬

アメリカ・アリゾナ州ウィッケンバーグの動物愛護協会は昨年9月、路上で生活を送っていた7匹の犬を保護した。そのうちの6匹は子犬で、残りの1匹は2歳の成犬だった。この成犬はローラと名付けられ、子犬たちと共に里親が現れるのを待っていた。ところが、子犬たちが続々と引き取られていく一方で、ローラだけが取り残されてしまった。そして、気がつけば里親が現れぬまま400日もの月日が経っていた。

同州の定める法律では、保護された犬がペットであるとわかっていた場合でも保護義務の期間は最大で5日間。それ以上は、法律による保護はなくなっているため、ローラはいつ殺処分されてもおかしくない状況だった。

その間、同協会のスタッフたちは懸命に里親を探し続けたが里親探しは難航。最終的にアリゾナ動物愛護協会(AHS)が実施する「プロジェクト・リーチアウト・プログラム」にローラを参加させることにした。このプロジェクトは、州内の動物保護施設と連携し、里親を探すというもの。

すると、このプログラムが成果を挙げ、ローラは州内の別の保護施設からの紹介で、里親を見つけることに成功した。なんとプロジェクトに参加してから里親が見つかるまで、丸1日程だったという。

現在は同州フェニックスに住む飼い主のもとで元気いっぱいに過ごしており、飼い主に腹を揉んでもらうのがお気に入りだとか。同協会のInstagramには、ローラが笑顔で飼い主に応えている姿が投稿されている。

次ページ:10万匹以上の命を救ったプロジェクト

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